書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

月例訓練

湖西市消防団月例訓練の日。毎月三日間の日程で行っていて、今日は北方面隊、つまり我々第七分団の参加する日です。

みんなの嫌いな規律訓練、というわけで、今日の内容は班長までしか伝わらないようにしてきました。訓練の内容で出欠を決めている団員はいないと思っていますが、それでも好き嫌いはあるはずです。規律訓練が嫌いというか、面倒という気持ちになる団員も少なくないことでしょう。それは水出し訓練よりもだいぶ多いはず。

今日までの日を、そういう後ろ向きな気持ちで過ごして欲しくなかったんです。

というわけで、規律訓練です。私も一緒になって訓練するものだと思っていたのですが、分団長は一応見ている側となりました。でも、各分団に指導員が3名ずつついてくれましたので、分団長以上に必要になる動作について、アドバイスをいただくこともできました。

昨年度の一年間、新入団員と同等の立場と肝に銘じて、特に規律については他の分団長に負けないように力を入れてきました。最終的に見栄えにも関係してくるので、何をどうしたらそれらしく見えるのか、見よう見まねで何度も練習をしていました。

それでもまだ気づかなかったことを、今日幾つか教えていただいて、個人的にとても良い時間となりました。団員は、たくさん行進もして、疲れたみたいですけれど。

一般的に考えて、消防団の仕事は火事を消すことが第一です。規律なんてできなくてもいいじゃないかと、考えるのも理解できます。私もそう思いました。

でも、号令をかけて、全員がそれに応じて動く、ということの繰り返しは、現場でも確実に生きてくることだと思います。オンとオフの切り替えが、号令一つで瞬時に出来る、それって大事なのです。

第七分団は、休憩中は騒がしく、でもいざやる時となれば湖西市消防団の中では一二を争うほどの実力を見せてくれる分団です。オンとオフの切り替えが、たぶんかなり早く、しかも集中の仕方が上手なんでしょう。

今日の訓練でも、たぶんそこそこのいい出来だったんじゃないかと思います。大会で展示ができるレベルには遠く及びませんが、通常行う分には十分なレベルです。

ここまで出来ているとなおのこと規律訓練をしなくてもいいんじゃないかと思うわけですが、たまにはやっておかないと維持できませんよ。分団訓練では一切やっていませんから(内緒)

昨年までの記録を見るに、たぶん規律訓練は今年度これが最後になると思います。みんなよく頑張ってくれました。