書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

消防漬けの1日

午前中は何をしていたかも思い出せないぐらい、午後から消防漬けとなりました。

まずは明日の操法大会の準備。テントや机、椅子などなどを、会場となる新居の競艇場駐車場へと運び込みます。積んでいく車は本部員提供。自営業者が多い強みを活かします。

準備に集まったのは、本部員と分団長。つまり20名ちょっとですね。多くはないです。

分団長で力を合わせて本部や来賓用となるテントの設営をします。そのほか、会場周囲をぐるっとロープで囲んだり。本部員はこれまた力を合わせて操法大会に欠かせない白線を引いて行きます。この白線に合わせて消防車をとめ、集合や整列をします。cm単位で細かく決まっていますから、メジャーで図る姿も真剣そのものです。

2時間ほどで準備は完了。引き続き、希望する要員による直前の訓練です。我が七分団から出場する2名も、本番会場の下見に来てくれました。せっかくの休日を二日も消防団に使ってくれるなんて、感謝です。

一緒に操法を行うほかの要員は来ないことが分かっていましたので、1時間ほど、個人練習。結構みっちりと行いました。

その場で解散して、ほぼ引き続きのような形で、18時半開始の入出の卓球大会です。消防団からは1チーム3名が出場します。例年2チーム6名が出場していましたが、今年は明日もあるので勘弁してもらいました。

三役でしばらく見守った後、卓球大会は出場している団員に任せて、今度は分団の水出し訓練へ。久しぶりにじっくりと腰を据えて訓練が出来たように思います。

今回は、班長にはなるべく指示を出さずにいてもらい、班長補佐が中心となって水出し操作を進めてもらいました。班長が常に現場にいてくれるならば、班長がどんどん指示を出してくれれば良いんですが、そうとは限りません。三役だってどうか分かりません。現場にいる人間だけで回さなくてはならないのですから、せめて班長補佐には指示を出す経験を積んで欲しかったんです。少しでも。

班長になると、責任感もぐっと重く感じるようで、今年度から班長となった4名もここに来て存在感を増して来ていますが、やはり就任したてはどう動くべきか迷っている姿がありました。班長補佐ならなおのこと、です。

そんなわけで。なかなか良い具合の訓練だったと思いますよ。次はどんな内容にしようかなぁ。最近、それを考えるのが楽しみだったりします。私も私で、やっと少し余裕ができて来たんでしょうね。