書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

浜名バイパスの凶悪な表情

国道1号線浜名バイパス。宗務所を始め浜松市街地方面へ出かけるときは必ず利用する道路です。遠州灘沿いを走っているので、横風が強いことで有名です。


そんな浜名バイパスを、風の非常に強かった今日、宗務所へ行くために往復利用しました。午前中は良かったのです。まだ、ハンドルは多少とられるものの、周囲の車もふらついていませんし、事故に至るような危険な感覚はありませんでした。


ところが帰り道。
午前中も強風だったのですが、帰りはさらにものすごい強風になっていました。概ね南からの風にあおられ続けました。ハンドルは左に少し切った状態を維持すると、ちょうど直進になるんです。
そんな状態で少し進み、浜名湖が太平洋と繋がる今切口を渡る橋にさしかかると、突然の北風。真反対からの風です。もちろん、南からの風と同レベルで強い。それまで左にハンドルを切っていたせいもあり、一気に車が左に揺れました。前方の車も隣の車も、同じように左にぐらぐら。ふらふらじゃないんです、ぐらぐらです。北から風がきたかと思ったら今度は南、そして北と、風に翻弄されています。


その一瞬、これはやばいと、危険信号を感じました。登り坂というせいもありますが、おそらくはあまりにも強い風のせいでしょう、流れているスピードがどんどん落ちていきます。法定速度80キロの道を、60キロです。この道で全体的にここまで速度が落ちるって、あまりないことなのですよ。そのスピードになってもまだ私は、車を容赦なくあおる風にもっとゆっくり走りたい心境でした。怖かったですよぉ。


風をなめちゃいけません。
もしあれで一台でも横転や側壁衝突したら、あっというまに大事故です。
怖いです。