書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

今日は準備の日

檀信徒大会の準備に行ってきました。13時から21時までやってました。へろへろです。お寺の世界だと、みんながそれぞれお寺の主なものですから、誰かがリーダーシップを発揮して全体を指揮して準備を進めるということがしにくいんです。だから、どうしても間延びした部分が出てきてしまうんですよね。


それが余計に疲れを誘います。普通の会社組織だったらこういうやり方では成立しないんだろうなとか、そんなことばかり考えていました。ま、自分がそういう立場になったとしてうまく指揮できるかと言ったらそれはまた別問題ですが。


ボランティアの場では、結構やりやすいんですよね。経験のある人がなんとなく中心になって場をまとめていくんです。年功序列はたいして関係なく、リーダーシップをとれる人が自然とまとめます。「俺がリーダーだ!」というほどはっきりしたものではなくて、もっとやんわりと、うまい具合に。今がうまく行ってるだけかもしれませんけれど。



内申書に影響すると言われている資格に「青少年指導者級別認定」というのがあるのですが(静岡県の場合。他県にも似たような物があるとは思います)、目的としては上に書いたようなリーダーの育成にあるんですよね。でも、今のところ、ボランティアに何回参加したとか、そういうことだけが認定の基準になってしまっています。認定をしている県教育委員会の考えはどうか分かりませんが、現場としてはそういうことです。


初級・中級・上級とあるのですが、特に初級はその傾向が顕著ですね。中級でようやく、事業を企画するのに関わって自分の意見が多少言えるぐらいの段階です。上級だとサークルの代表が務まるくらい、でしょうか。
なのでまあ、中学の先生などは初級認定を狙って生徒をボランティアに送り出すときもあるのでしょうが、出来たらせめて中級をとるくらいの目標を生徒に持たせてから送り出して欲しいなぁ、って。なんか話がずれてる。
正直、イベントには人手が欲しいです。でも、場を盛り下げてしまうようなら、いらない。無理に勧めずに、本人の興味をかき立てるようにしてもらえたらうれしいです。興味なくボランティアに来たら、つまらないと思うだけですもの。



とまぁ、檀信徒大会のことなどどこえやらという具合の今日の日記ですが、もうへろへろなのにまだ明日が本番なのです。事務局はもっと大変なのでしょうから、あまりうだうだも言っていられません。4年に一度の大会ですからね、せっかくやるなら、来てくださった檀家の皆さんに、なにか良い影響を与えられる物でありたいと思います。内容はもう変えられませんけれど、運営に携わる者の姿勢・やる気というのは、意外なほどに伝わるものです。一所懸命やってたら、それはちゃんと伝わるんですから、何事にもしっかり取り組む姿勢を見てもらいたいと思います。


何書いてるんだかよく分からなくなってきたなぁ・・・