書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

夏らしく

いやはや、暑い一日でした。夏ものの着物を着てお年忌をしたのですが、それでも汗だくでした。


おつとめを始める前にあいさつをして、一緒にお経を読んでいただくのでその話をするのですが、その時点でもう汗が・・・どうしたらいいんですか。
読み始めると、さらにだらだらと流れてきます。一緒に読んでるみなさんもきっと暑かったんだろうなぁ


でもこれが不思議なことに、お経に集中していくほどに暑さが気にならなくなりました。それどころか、扇風機の風が時折当ると、ひんやりと涼しさを感じるほどになりました。
いい具合に集中すると、こういうことが起こるんですよ。お経の功徳かなと思います。汗のおかげで体温は外に逃げているのですから、それを感じとることができれば涼しさを覚えられるんですよね。そのためには集中が必要。その集中力をお経が与えてくれるんです。ありがたいことですね。
こんな感覚、いつも味わっていたいです。