書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

どぶ

「どぶ」って、方言なんでしょうか。
側溝のことです。


お墓場の入り口付近に、山から流れてきた水を下におろすためのどぶがあるのですが、これがよく詰まります。
どぶの途中が土のままのところがあるというのもあり、泥が運ばれ、そして落ち葉が降り注ぎ、あっという間に詰まってしまいます。


どぶのふたを開けるのも一苦労。葉っぱをかきだすのも一苦労。
泥を出すのはさらにきつそう。


「きつそう」ってことは、やったことないってことなんですけどね。以前師匠と母がやったときは、母が腰を痛めたそうです。その前は庭師さんにやってもらって。


でもすぐたまるんですよね。だからって土の部分にU字溝を新たにはめこみたくはないし。なるべくなら人工物は使わずに済ましたいんです。


そしたらやっぱりまめに詰まりを取り除くしかないんです。
がんばるしかないんです。
これから夏です。台風のシーズンです。詰まりやすいです。
暑くて作業は大変です。
んでもなぁ。
やらななぁ。


お寺の仕事って、けっこう土方の部分も多いんですよ。でも土方作業は楽しいですよね。生業に出来るほど体が丈夫じゃないですけれど。子どもの頃お寺で霊園造成工事をしていたのですが、憧れのまなざしで見ていました。
これでも男の子ですから。