書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

側溝、詰まる

側溝が詰まりました。


境内地内の側溝です。落ち葉がこの前の大雨で流されてきていたのが、今日の雨でとうとう側溝をふさいでしまったようです。
高いところと低いところをつなぐのに、塩ビ製(たぶん)の太いパイプが使われています。詰まるとしたらその入り口部分です。


で、この入り口部分に鉄製のふたが被さってまして、その上になかなかの量の砕石が敷かれていまして。
詰まりを除くには砕石をどかしてふたを外して、それからようやく詰まったものを取り除くことが出来るわけです。


お昼頃に詰まりに気づいたときにはすでに砕石の部分まで雨水があふれていました。雨はまだまだ止む気配もありません。それどころかだんだん強くなっている気がします。


住職は外出中。母は家の中の仕事が片づかない。仕方がないので傘を片手に大きなスコップで砕石をどかし始めました。10分ぐらいで体はずぶぬれに。用事を終えた母が大きな傘を持って救援に来てくれました。


スコップを両手でもって、ようやくペースアップです。がしがしと砕石をどかしていきます。ふたの上はすでに泥水で満たされているので、砕石がすべて除かれたのかどうかが分かりません。ふたを強引に開けて砕石が下に落ちてしまったらさらに詰まりがひどくなってしまいますし、神経を使います。


泥水の中、スコップの感触を頼りに砕石の状態を探ります。
たぶん、OKということで、ふたを持ち上げ、ようやく詰まりを取り除く作業に取りかかれます。


取り除くというか。
どこがパイプの穴が開いてるのかも分からないほどなんですが。
穴なんかないんですが。
詰まってるといっても、この感触は何?浅いよここ。


というわけで、ものすごい量の落ち葉が詰まってました。かき出すのも大変です。
大きなスコップで何回もかき出したら、入り口がぽっかりと出現して、たまっていた雨水がものすごい勢いで流れていきました。


・・・快感・・・


かき出し損ねた落ち葉もろともがしがし流れていきます。気持ちいい〜
落ち葉つまりすぎ〜


結局、上から下までずぶ濡れになってしまいました。暖かい季節で良かったです。こういう作業はどちらかといえば好きなのですが、濡れるのはちょっとイヤ。でもなんだか気分はすっきりです。詰まっていたのが一気に流れていくあの快感。いいですねぇ。また詰まらないかなぁ