書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お坊さんも将来のお金には心配があるのです

信者からの頂き物に頼り、それだけで生活ができていた時代は遥か遠く、今はとにかくお金を持たねば、お寺の維持のみならず、自身の生活もままなりません。

もっとも、たいていの日本のお寺は、今も昔も変わらず運転資金の確保に四苦八苦しているというのが現実だと思います。

最低でもあと何十年かは、私は元気で居続け、正太寺を守っていかなくてはなりません。そのためには、ちゃんと生活をしていかなくてはならないということ。他のご家庭と同じく、子供たちを育て、学校へ通わせ、独り立ちさせなくてはなりませんから、教育資金もたくさん必要です。

最近はNISAというものがリニューアルされたという話題が飛び交っていて、遅ればせながら、私もそれがどんなものであるかと勉強を始めました。

私なりの現段階での認識では、比較的安全な株取引である投資信託の、その利益が非課税になるという制度。安全と言っても株取引である以上は元本割れのリスクはありますが、物価の上昇率が預金金利を上回っている現在、明日の100円は今日の100円よりも価値が下がる、という日々が毎日続くということです。

ですから、物価の上昇率を越えて資産が増えるようにしなくてはならないわけですが。

そして、近い将来教育ローンで借りる金額を少しでも低く抑えるためにも、大きな傷を負わない程度にNISAは手を出す必要があるかな、と考えています。せっかく非課税ですし。

それでもこの先、目に見えて資金が変動するような運用にはとてもじゃ無いけど手は出せません。余剰資金がなければ無理です。教育ローンを借りることすらできず、子供の将来の選択肢を減らすなんてことにはしたくありません。今ですら、大学行くなら国公立以外は無理だぞ、と言い聞かせてるのですから。

20代の頃から、毎月数千円ずつコツコツと投資していくのが良いのでしょうね。自然と仕組みについても詳しくなるでしょう。今は有利な制度がありますから、子供達にはうまく利用するように教えていきたいと思います。

私の若い頃は、株というと騙されるというイメージしかなかったからなぁ・・・

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手書きを増やそう運動中

デジタル的な手書きを増やそうと、iPadで手書きをする機会を捻出している昨今です。キーボードでかちゃかちゃ打つより、手書きの方が記憶に残りやすい→次の日の朝にちゃんと覚えていられる、という効果を狙っているのですが、今のところそこまで手書きが増えていないです。

その代わり如実に増えたのがYouTube視聴時間。今でテレビと同様にほとんど見なかったものが、最近は毎晩寝る前に欠かさず見ています。

それもiPadで手書きしているっぽいものばかり。それを見てやる気を上げて眠りにつくようにしているのですが、今日ふと疑問に感じたことがありました。

手書きで文字をバリバリ書いている人たちは、果たしてキーボード入力の腕前はどの程度なのだろうか、と。

私は何度も書いている通り、タッチタイプができます。ローマ字入力はもちろん出来ますが、ローマ字入力よりも2割効率的と言われるかな入力が主戦場。思考回路との結びつきを考えたら2割どころじゃ無い気がするんだけどね。

そのため、現在のところ、頭に浮かんだことを書き留めるのに一番適しているのはキーボード入力となっています。手書きだと書いているうちに忘れる。次の考えに移れない。考えたことを発話以外で言葉にする手段としては、キーボードを経由するのが最も素早く可能な手段となっています。

そういう状況の人間にとって、バリバリ手書きをするメリットは、どの程度あるのかな、と。勉強とか、ToDoリストとか、後日思い出したいことを記録するためには、手書きに一定の効果があると信じて現在の手書きを増やそう運動を続けていますが、それ以外のことについてはメリットあるのかな、と。

無駄な言葉を削ぎ落とす、という効果は、あると思っています。頭の中身を手書きで全部書き出していると何かが抜け落ちてしまうので、書き出す段階である程度言葉を整理してから書いている感覚があります。

この日記を手書きで書いたこともあるのですが、長い言い回しは避けるようになるんです。なるべく書く文字を減らしたいから。でも長い言い回しに特徴があるのだとしたら、その特徴を潰してしまうことになります。

自分で考えていても答えなんか出ないように思えてきたので、今後は、キーボード入力もめちゃくちゃ速い人が、わざわざ文章を手書きをしているような動画を探してみようかと思います。そういう人はいると思うのですが、その人が動画にまでしてまとめているかというと、どうかなぁ。かなりニッチな探し物なような気がします。

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映画館でiPad。

家族サービスデー。映画館へ行ってきました。最近は、それぞれが見たい映画を見るスタイル。見たくない子は映画館の近くの何かでなんとかする。そういうスタイル。

私は見たい映画があったものの(ゴジラ)、残念ながら時間が合わず。1人だけ1時間ずれていると、わがままは言えません。ですので、映画館のロビーでiPadを膝に乗せてジョン・ウィック

ところがよくよく見てみると、私の映画が一番時間が長いのです。見ている人にとってはあっという間なのですが、169分は普通に長い。結局、59分を残して家族と合流することとなりました。

映画館のロビーの席を使ってiPadで映画を見るという行為がどのような評価を受けるのか一抹の不安はありました。飲み物を買い、映画を見ている家族を待っている立場ですので、単純に空間を占有したわけではありませんが、それらの事情はよく観察しないと分からないものです。

途中でドリンクのおかわりでもしようかと思いましたが、映画が面白くて席を立てませんでした。申し訳ない気持ちはあります。こういう使い方の人ばかりだと困るでしょうから、やはりやらない方が良いのかな。でも、車で見るのは今日の気温だとちょっと辛い・・・

スタバで同じことをやろうと思ったら、そうですね、1時間に1杯というペースなら堂々としていられるような気がします。感覚ですけれど。大学生が勉強のために使うのであればもう少し寛容にしてあげてほしいと思いますけれど。

次の機会に同じことをやろうと思うと、気が引けます。やはり、それなりの場所を探すべきでしょう。徒歩10分ぐらいでスタバがあったはずだから、そこへ行こうか。映画館の下の階にジョイフルがあるからそこでドリンクバーを注文すれば許されるであろうか(映画館で買ったドリンクより安いかも)

何か方法を考えておかねばなりませんね。

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そろそろ寺務所を片付けましょう

次から次へと何かが起こり、いつまで経っても寺務所の片付けができず、書類の束が何ヶ所にも積まれる事態となっていました。

よく今までノーミスで仕事してこれたな、というぐらい。

それをちょっとずつ片付け始めました。今そんなに急ぎの仕事がないはずなので(自信は無い)

紙の書類は全部スキャナに通してEvernoteに入っているはずなのでどんどん捨てて良いはずなのですが、なんというか、すぐに捨てきれない書類ってあるんですよ。研修会の案内とかが代表格。Evernoteに入っているはずなのに、見たい時にパッと出てこない。Evernote内での整理が追いついてないんです。入れっぱなし。

もうちょっと工夫をしないといけないと思いつつ、取りかかれないまま日々を過ごしてしまっています。

そんなわけで、本来でしたらスキャンしてEvernoteに入れたら即座に廃棄するべき書類たちが散らばっています。それらをゴミ箱へ入れていくと、さらに捨てづらいものが出てきます。充電器の説明書とか。

いらないと思いつつ、捨てられない。新しいものだからたぶんインターネットでダウンロードできるはずと思いつつ、捨てられない。保証書もついてるケースがあり、そうするとそもそも捨てられないじゃないですか。でも、この寺務所には保証書保管スペースを設けていません。そこがもう欠陥なのですが、場所がないんですもの。

紙をスキャンしてPDFにしたものよりも、WordなどからPDFを直接作成したものの方が、検索性は格段に高いのです。ですから、私宛の書類は全て最初からPDFで配布してもらえるようになれば、未整理状態のEvernoteでも不都合ないレベルで目的の書類を探し出せるようになります。

今は、たとえば「正太寺」という文字を紙に印刷し、それをスキャナで読み込み、「正太寺」という画像に対して文字認識をかけて、これは「正太寺」という文字であるとPDFに埋め込んで、Evernoteに入れているんです。すごく遠回りをしています。

Evernote自身にもPDF内の文字データを認識する機能が備わっていて、これもかなり高性能なのですが、縦書きの書類には対応しません。お寺関係の書類はいまだ縦書きのものも多いため、検索機能だけではどうにもなりません。

これも、印刷してから文字を認識する、という工程を経ず、直接PDFとして出力すれば、出力する際に正しい文字データをPDFに埋め込んでくれます。

なんの苦労もなくなるのです。私は。

書類を配る方は大変です。何人もに同じものを配るのに、この人は紙で、この人はPDFデータで、と配布物を変えなくてはなりません。複数ページの書類をホッチキスなどで綴じる手間がわずかでも減ることに意義を見出す人でもなければ、単に面倒な仕事が増えるだけと捉えることでしょう。

郵送するものであればコストカット効果は大きいので、積極的に検討してもらいたいものですが。

回覧板がデジタル化する日は相当先だろうなぁ。10年ぐらいは使えて充電の必要もほとんどなく、価格も1万円しないぐらいで、回覧板で回される程度の書類であればサクサクと扱える程度の性能のタブレットというか、ビューワーですね。そういうものが登場しないことには。

さて。まだまだ片付けは続きます。がんばるぞい。

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暖かいと捗る

春を先取りするような一日でした。初夏にも近い雰囲気で、気温を無視していつもと同じ服装をしていた私も流石に途中で着替えをすることとなりました。ユニクロの極暖ロンTでは流石に無理だったよ。

檀家さんのお宅で49日法要があり、正太寺の入出における49日法要の風習に則り、昨晩法要を勤め、今朝納骨となりました。

ひと段落ついたことを見届け、私もまたひと段落となったので、溜まりに溜まった仕事と私用に手をつけました。そうしたら、これがひたすら捗るのです。朝に立てたタイムスケジュール通りには運ばなかったものの、概ねやることリストを消化できました。

暖かいと体も良く動くし、頭もよく働いているように感じます。倉庫で散らかっていた段ボールを片付けられたのが一番気持ちよかったなぁ。まだまだ片付けるべきものが溜まっているけれど。

最近毎日服用しているSG顆粒。頭痛薬として使っていますが、今日も頭痛から逃れるために服用しました。でも、2回飲む日も増えてきた昨今、1回だけで済んだので良い日だったとします。

悩ましいことも抱えています。ここ数日らいのことですが、娘が春から通う高校で使用するタブレットをどうしようかと。そもそも、タブレットか2in1PCか、PCか。選択を保護者に任せられています。

生徒の活動に合わせて選んでください、という建前で、とりあえずスマホだけで様子を見るのもありです、という話なのですが。

スマホの校内利用は割と厳しめと入学のしおりに書かれているので、勉強のためとはいえ気軽にスマホを取り出して使えない環境であるかもと心配が膨らみます。しかし、口コミサイトにはスマホで十分、授業ではIT機器をあまり使わない、という書き込みもあります。

でもそれは数年前のことであり、変化の早い今の状況で、どういうことになっているかは想像ができません。

どうしたものか。

PCを持ち運ぶには通学時間が長いので、選択肢としてはタブレット。それもiPad一択です。なぜなら私がApple信者だから。問題は、Touch IDかFace IDか、というもの。iPad AiriPad Proか、ということでもあるので、価格差もあるわけですが、価格差はねぇ・・・大学でも使うでしょうから、使用年数を考えれば考慮に値するほどの価格差ではないかな、と。分割払いならさほどの差にはならいでしょう。(よくない思考)

マスクをしている状況では、指紋認証であるTouch IDの方が便利です。しかし、マスクをしていないという状況では、Face IDの方が圧倒的に扱いやすいです。とはいえ、マスクをしなくても心配のない場面も増えているものの、現在のように感染が広がった状況ではマスクはまだまだ必要。

大学受験が想定される3年後に、状況が改善されているかといえば、あまり期待ができません。相変わらず状況に合わせてマスクをしたりしなかったりで過ごしているように思えます。

そうすると、人の多い環境でもマスクを外さずロック解除できるTouch IDの方が良さそうですが・・・

iPad ProがiPhoneのようにマスクしたままFace IDが使えるようになれば良いだけなのですが、Appleさん、なぜ対応しようとしてくれないのですか。カメラの性能が違うんでしたっけ?発売時期を考えたら十分対応できていたはずなんだけれどもな。

というように、出口の見えない悩みを抱えています。本人も決めきれない様子なので、やはり実際に通い始めてからの方が良いのかもしれません。

ただ、3月にも新機種が出るのではと噂されていて、しかもお値段がアップするという話で。旧機種は整備済み品に出てくるので、タイミングが合えばお得に買えるのですが、なかなか整備済み品に出てこなくて買えないとなるとそれも困るのです。

難しい。悩ましい。今日は気持ちよく物事が片付いたのに、この悩みだけは解消できなかったなぁ。

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お別れに行って少し気持ちは楽になった

先輩の葬儀が、今日明日で行われます。通夜(逮夜)は教区内寺院で執り行うということで、教区外寺院はその前の時間帯にお越しくださいとの案内でしたので、早い時間に行ってきました。

一般の参列の方も非常に多く、大混雑。時間帯を分けてお勤めをするわけだなぁと感じました。お袈裟をつける余裕もなく、行列に並び、棺の中に眠る先輩に声をかけ、お焼香を。その後の動線上にお身内から並んでいらしたので、声をおかけしてお悔やみを申し上げました。

先輩の師匠、それに大奥様は、私の師匠夫妻とも旅行に出かけたような仲でした。弔問に伺ったのに、私の方が気遣われてしまいました。

大混雑だったために、読経もできませんでしたが、おかげで大泣きせずに済みました。どうせこれから思い出しては泣くのだから、それでよしとしましょう。

さて、最近は葬儀の時ぐらいしか他の和尚さんに会う機会がないように思うのですが、そんな場でふと感じたのが、私もようやく中堅どころという年齢になってきたのかな、と。

今まではいくら歳を重ねても若手から抜け切らないような感触がありました。自分の心持ちもそうですし、周囲との関係もそのような状態でした。

もちろん、後輩は少しずつ増え、今まで自分が担っていた役割を後輩に任せる場面も多くなったのですが、それでもまだ、若手の範疇であったように思います。

それが、今日、なんとなく、中堅になったかも、と感じたのです。

還暦になっても若手なんじゃないかと思えるほど、私より上の世代の層が厚いのですが、そこにちょっと食い込める時が来たのではないか、と。

いや、そんなことを思っていると、ペシっとやられてしまうかな。実力も伴わないのに自分は中堅だなんて思っていると碌なことにはなりませんが。さて、周囲の評価はいかに。

中堅になったからといって、今までと何か変わるわけではありません。周囲の大先輩たちに気を利かせるタイミングが、ワンテンポ遅くなるぐらいでしょうか。もっと若手がいた際に、ちゃんと仕事を譲れるように。

会社のように一つの組織というわけではなく、時と場合に応じて集合離散する集団ですから、集団の構成員によって私の立場は上にも下にもコロコロ変わります。それでも、最若手には成りづらくなってきたから、中堅かなぁと思います。

うん。中堅。そうだな。中堅。中堅には中堅の役所からありますから、それをしっかり果たせるように、私が中堅の方々だなぁと思っている皆さんから、ちゃんと学びとるように心がける日々が、始まりました。

・・・中堅というのも、難しい立場だよなぁ。

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聞きたくなかった訃報

夕方、心から先輩と呼べる人の訃報が届きました。いつかはこの日が来るとは感じていたけれど、いくらなんでも早すぎるよ・・・

聞きたくなかったし、信じたくもない訃報でした。正式なルートではまだ訃報連絡が届かないので、誤報であって欲しいと思うものの、それを知ったのは葬儀日程を受けての行事予定変更の連絡でしたし、そもそも生死にまつわる情報で不確定情報が出回る業界でもありません。

この件に関しては、お悔やみには行けないや。とてもじゃないけど、私の心がもたない。片道1時間近くの車の運転、無事にできる気もしない。

葬儀までには心を落ち着かせて、なんとか。

涅槃会の時期に合わせて行ってしまわれるとは、あの人らしい。

晩方から総代さんと会合を持ったりと忙しくしてたら、一旦気持ちも落ち着いたので日記ぐらい書けるかと思いましたが、あまり長文は書けないようです。今日はここまで。残りの時間はYoutubeでも見て過ごそう。それぐらいは気を抜いても許されるでしょう・・・

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