書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記→熊本地震現地視察報告会→慶弔会打ち合わせ会

宗務所に向かいながら買い出し。明後日から梅花全国大会に出かけますが、酔い止めが2本しかありませんでした。1日1本、最低でも3本必要です。こういう時、1時間の通勤時間は便利です。たいていのお店は道中に現れますから。

いつも買うのはセンパアの液体タイプ。初めて宗務所に勤めた書記時代、バス酔いの不安を相談した先輩から勧めてもらったのが、これ。それ以来、センパアを飲んでいるときに限ればバス酔いは経験していません。

思い込みによる部分もあるかも知れませんが、そこまで含めて、効果あり、です。

宗務所での仕事はそこそこに、13時より熊本地震の現地視察報告会。防災担当の青島くんがパワポで資料を作ってきて、それをプロジェクターで映すはずだったのですが、以前購入したHDMIVGA変換アダプタが見当たらない。2月に1度使ったきりなのに。

最近のパソコンは出力がHDMIだけというケースが多いです。それなのに宗務所のプロジェクターはHDMIの入力端子を持っていません。購入してからまだ10年は経たないんですけれど…

宗務所にあるパソコンでVGA出力可能なデスクトップPCを見つけて、パワポビューワーをインストールし動作を確認したのち、報告会場に急いで持ち込んだのに、そこではなぜかパワポビューワーが起動せず。

この件は結局宗務所に戻ってからもついぞ起動せず、原因不明で終わってしまいました。あの時見たのは幻だったのか…

開始時間になってしまい、また15時からは他のお寺での慶弔会打ち合わせ会が控えていましたので、スライドは映せない状態のまま、報告会スタート。

その間に青島くんのPCに入っている写真データをUSBメモリを経由してデスクトップPCに映し、報告内容に合わせて写真を投影するというなんとも力技の報告会となってしまいました。

ま、しかし、宗務所で検討した結論である、人や物ではなく、義援金を中心に支援を行うという方向性に同意をしていただくのが最終的な目標であったため、その点では過不足無く役割を果たせたと思います。

あの変換アダプタさえあれば何の問題も発生しなかったのですが。

宗務所の方針に対し、教区長さんはじめ、管内の関係の皆さんに同意をしていただき、14時に解散。片付け。支度は3人だけで行ったのですが、片付けは皆さん手伝ってくださって、会場はすぐ片付きました。

宗務所内での片付けはもう少しかかったのですが、私は慶弔会の打ち合わせ会に行く必要もあり、急いで移動しました。

打ち合わせ会は無事に終わりましたが、こちらの慶弔会、大本山永平寺から禅師さんにお越しいただきます。色々大変です。特に殿行の皆さんは大変だろうなぁ。

私はいつものように受付係です。慣れてきた仕事ではありますが、教区が慣れません。一緒にお仕事をしたことのない方々が大半かつみなさん大先輩ばかり、というわけで、まずは会話が緊張します。その中で時には自分の考えを出して主張することもしなくてはなりませんから、短い時間でそうした関係をどう構築するかが一番の問題となりそうです。

どうしましょうね。ほんと緊張するんですけど。その日は11月にやってきます。そして、それまでの間に受付係で集まることはおそらく一度も無いでしょう。緊張だけが高まる、そんな秋を過ごすことになりそうです。恐ろしや。

しかし実は、今回こちらの慶弔会に呼んでいただいたのは、受付のキャリアを見込んでのこと、という話でして、期待をされたら期待以上のことを果たしたいじゃないですか。がんばります。