書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記&連合宗務所会

月曜当番日。そして今年最後の営業日です。新年は7日から営業します。本年もご愛顧、誠にありがとうございました。


って、どこの商店じゃい。宗務所の職員はほぼ僧侶(宗務所によっては事務員という肩書きで一番の方を雇用することもあるらしい)。そしてお寺にとっての年末年始は盆彼岸と同列に忙しい時期。というわけで、宗務所どころではないのでさっさと閉めてしまうのです。


ちゃんと片付けをして仕事納めと行きたかったのですが、今日は連合宗務所会があります。年に一度、県内四宗務所の職員が一堂に会して開催する連合宗務所会。ちゃんとその旨曹洞宗宗制にも規定されているそうな。やることはというと、曹洞宗宗議会県内選挙区選出の議員さんから議会についての報告を受けること、各宗務所の行事報告と来年度の予定を聞くこと、ぐらい。宗務所の抱える問題の中で、共通項のある物については追加で議論されることもありますが、たいていはこの後の懇親会に場を移してから、となります。


今回の連合宗務所会は、宗務所の交代の時期に当たりますので、前宗務所職員と新宗務所職員双方が出席します。ですから、人数は倍です。そしてホストが、当第四宗務所、というわけで、準備量も半端ではないです。レジュメと資料だけでも60部以上印刷する必要があります。コピー機フル回転。


一応、前宗務所が担当する、という建前で準備をしてきましたが、この期に及んでは前も新もありません。だいたい9人の職員のうち、4人は前宗務所からの引き続きですしね。


というわけで、仕事納めの日ですが、連合宗務所会の準備のためにどたばたなのでした。会計処理をする時間を無理矢理捻出して、なんとかかんとか年内の仕事を終え、会場である某温泉宿へ。本当はここで一泊する予定だったのですが、娘が高熱のため、また事情によって嫁さんが娘を看れないので、懇親会まで出席して帰宅したのでした。明日また、費用支払いの打ち合わせのために旅館へ行かなくてはなりません。悔しい。


宴会料理が驚くほどおいしかったので、よしとします。娘は熱であまり食欲がないので、そのことを考えると申し訳なくなりますが。


先月後半あたりから、宗務所の椅子にゆっくり腰掛けていた記憶がありません。年始の仕事始めからは、そういう時間が出来てくることを願っています・・・