書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お祭りも終わり、平常運転の日々に帰る

入出の秋祭りが21、22日の土日で開催されました。私もなんとかお手伝いに顔を出せて、今日も片付けを一緒にやりまして、無事に秋祭りが終わりました。

4年ぶりの開催です。私がほとんど参加できなかった準備にしても、久しぶりで戸惑うことも多かったそうです。それでも以前になんら劣ることなくにぎやかなお祭りとなりました。さすが入出の精鋭たちです。

ただ、久しぶりにあらためて屋台から支部会所として自治会から借りている建物まで見渡すと、全てが古くて大変な状態。しかし、地元から寄付は当日の運営に消えてしまいます。お祭りの運行をする青年や中老たちも、寄付と比べても高額な会費負担をしているものの、屋台を引っ張ってくれた子供達へのお楽しみ抽選会の開催や、日々の練習後のちょっとした酒代、そして、消耗品類や屋台に載せる人形のレンタル台などに使うと、来年に持ち越せる金額はほとんど残りません。残らないので無駄遣いしないように抑えて抑えて、それでも残らないのです。

何か一つ新しく買い替えようとなれば、もしかしたら自分たちの会費負担にプラスして金銭負担が増えるかもしれない。そんな状況でも、大体のケースでも誰も文句も言わず、むしろ積極的です。屋台運行に関わる全員が同じ気持ちになっているんですから、一緒にいて楽しいに決まってますよね。

残念なのは、個人的に寄付を増やしたくても、それをする余裕がないことです。なかなか肉体労働で貢献できないから金銭的に貢献したいと思うものの・・・

それに、寄付するならば正太寺へ寄付して運営を支える方が先ではないか、と。地域への貢献も大事ですが、正太寺自体も大変なのです。まあでも、住職が給料から一部を寄付するよりも、給料を下げた方がいいんですけどね。税制上。

そんなことまで考えてしまう秋祭り。幼馴染が、支部のお金も管理する大変な役所を兼務で担っていたので、余計にそんなことを感じてしまうのでした。

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