寺務所で仕事をしていたら、どこかしらかカサカサカサカサカサカサカサカサと音がするんです。しばらくしても止まないので気になって音の元を辿ってみたら、隙間に落ちたビニール袋を発見。
引っ張り出したら、7cmぐらいの蟹が出てきました。胴体は4cmぐらいでしょうか。足まで含めて7cm。小さくもないけれど、海でとって食べるような大きさでもありません。
田舎の側溝によくいる蟹の、大きめのやつです。
一体どこから入ったのか。いつ間に入ったのか。そもそもこのビニール袋はいつから落ちているのか。
疑問はいくつも湧きましたが、とにかく蟹さんをなんとかしなくてはなりません。ビニール袋と遊ばせている場合ではありません。
挟み火箸で掴むのが一番手っ取り早そうですが、あいにく手元にすぐ用意できたのはハエたたき。
叩くわけにもいかないけれど。
蟹と追いかけっこをして騒いでいたら師匠もやってきました。結局二人して騒ぐだけなのですが。
最終的には蟹さんがハエたたきにしがみついてくれたので、そのまま外までご案内。ようやく静けさを取り戻したのでした。
今シーズン、2回目。前回は半分ぐらいの大きさの蟹でしたが、今日の大きかったなぁ。どこかの隙間から入り込めるようなサイズでもなく、侵入経路が本当に謎です。内職の荷物の搬入搬出の間に入り込んだのだろうか・・・
川の近くのお宅とかは、蟹が入ってくることはよくあることと思います。湖西は市役所隣の健康福祉センターにはよく蟹が入ってきていました。小さな川を挟んで反対側には市役所があるので、市役所にも入ってるんじゃないかなぁ。市役所付近に最近越してきた湖西警察署も、入ってそう。賑やかでいいですね。
「蝉が入っちゃうよりは対処が楽だなぁ」などと、田舎特有の感想を抱いていたりします。そんな台風の日の晩。どなた様も、どうかご無事で明日を迎えられますように。
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