書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

万年筆選び

プレゼント用に万年筆を選んでいます。

プラチナ万年筆は、一部シリーズで、最長で2年間放置OK(語弊あり)という機能を搭載しています。私も長年愛用していますが、使いたい時に使えるというのは本当にストレスフリー。買ってよかったと思える万年筆となっています。

万年筆を買う際に一番悩むのが、ペン先の太さ。細かな字を書くなら極細(FE)あたりを選ぶことになるのですが、万年筆特有の書き味を味わうには中字(M)以上の太さが良いようです。

個人的には、中字だと太すぎて、普段使いにならなかった経験があるので、自分用として買うならまずは極細なのですが、すでに極細がある状態ですと、次は中字が、もう一つ太い太字(B)にしても良いかな、なんて考えます。大きな字を書けるというのは、ボールペンには無い特徴ですからね。

たまに使ってもインクが詰まることのない機構を搭載しているというのは、こういう時にも有効に働きます。ひと月ぶりぐらいの出番でも、ちゃんと書けるのです。普通の万年筆なら絶対にペン先でインクが固まってしまっています。一晩ペン先を水に浸けて、よく乾かして、それからようやく使うことができます。あまり長期間放置すると、固着したインクがもう取れないという可能性もありますから、私にようにズボラな人間は、高価な万年筆を買うのは危険です。

元々手書きが下手すぎて、だから早くからパソコンを使って文字を書くようになり、今の知識量を抱えているわけでして、どれだけ手書きが嫌いなんだよというほどなのです。万年筆の出番だって、そもそもボールペンの出番だって、そんな多くはないのです。

その一方で文房具が単純に好きでもあります。万年筆は特に。使う姿を想像して、悦に浸る。健全な男の子です。

さて。プレゼントの受け取りては、どんな太さが欲しいだろうか。すでに何かしらの万年筆を持っていれば、それと被らない太さが良いでしょう。でも、この特殊な機構を持った万年筆なら、普段使いとして、一番好きな太さが欲しいかもしれません。

直接聞けば良いんですけどね。なかなか聞けずにいるわけですよ。シャイですから。

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