書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ワーケーションっていうのがあるんですよ世の中には

バケーションとワークを組み合わせた造語ですけど、そもそもバケーションって何でしたっけ。

「休暇」ですって。休暇と労働を組み合わせるなんて、なんて罪な世の中だろうと思ったものですが、見方を変えれば遊びながら仕事をしていることになるので、それはそれで良いかもしれない、とかも思います。

残念なのは、住職には無理な話というだけで。

いや待てよ、遠くに行くのは無理でも、近場のリゾート地だったら可能かもしれない。電話は転送しておけば受けられるし、来客はあらかじめアポとって貰えば、その時だけお寺に戻れば良いんだし。

何といっても正太寺は浜名湖に面していますからね。近辺のホテルにでも行けばそこがそのままリゾート地とも言えるのです。

THE HAMANAKO(旧浜名湖ロイヤルホテル)あたりならリゾート感も多少あるし、温泉もあるし、夏になればプールもすぐそばにあるし。スポーツ公園隣接なのでテニスとかもね、出来るでしょ。やらないけど。筋肉が壊れる。

正太寺の位置からは対岸になるので、お出かけ感も出ます。素晴らしい。

例えば3/8からの平日4連泊の一番安いプランが、公式サイトだと4万円ぐらい。大人1名。朝食付き、夕食なし。大人2名にしても5万円ぐらい。

最近都会のホテルが出し始めた30日でおいくら!というのと比べると割高感はありますが、ワーケーションを真剣に考えるような層にとってはそんな高くもないお値段だと思います。

と書いていて、費用的にも自分は対象外なのだなと思わされてしまいました…

くれたけとかの当日予約の激安プランだと5千円以下の時があるんですよ。その価格で4連泊できるとするならば、可能性も見えてきますが、街中のビジネスホテルではワーケーションとは言えず、単なる缶詰では。

お金を使ってホテルに泊まっても、そこで仕事をこなすことで元が取れれば良いんですが、お寺の事務仕事はいくらこなしても収入を生むわけではありません。長い目で見れば、例えば寺報のまめな発行が新しい檀家さんの登場に繋がったりして、お寺の維持に貢献出来ると考えることもできますが、それをもってワーケーションに意味があったと結びつけるにはちょっと弱いかな、と。

まだホテルに缶詰の方が理由として真っ当。住職を逃すな。寺報が仕上がるまでホテルから出られない…

ま、でも、何事も経験ですので、一度はやってみたいですね。釣竿レンタル付きワーケーションプランとかやってくれませんかねぇ。惹かれる人は多いと思いますけれど。良いとこですから、浜名湖

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