書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

勉強しててまた行き詰まった

何の勉強をしているかというと、これはまあnoteの方にはぼちぼち書いているんですが、ゲーム開発プラットフォーム「Unreal Engine」の勉強をしているのです。

その中でやりたいことの一つに、第三者視点の3D空間で、自由にキャラクターを動かすということなのですが、それ自体は先日購入した本を読みながらできるようになったのです。

まあ持っても、Unreal Engineのテンプレートにそれがある程度できる物が揃っているので、すぐ出来ちゃう。問題はそこから、自分でマップを作ったり、キャラクターのアニメーションを希望通りにしたり、やるべき事が色々とあるわけですが。

テンプレートに入っているキャラクターデータをそのまま使うわけにもいかないので、自分で作ることになるわけです。とりあえず一から作るのは絵心がないので、無料素材で好みのものを見つけて、それを持ち込もうと思ったのですが、これがまあ難しい。

今のところ行き着いたのは、3Dモデリングソフトを使って無料素材のキャラクターに骨組みをつけてあげて、それを動かしたものを、Unreal Engineに取り込まなくてはならない、と。

3Dモデリングソフトの使い方を1から学習して、骨組みつけられるようになって、さらにUnreal Engineにうまく取り込む方法を学ばなくてはならない、ということになりました。

そして今、3Dモデリングソフトの使い方で行き詰まった、と。

素材データを取り込むのは当然ながら簡単にできる世の中です。便利。それに骨組みをつけることもできました。骨組みも、人型のテンプレートが用意されていて、それを素材データのサイズに合わせるだけなのです。

ここまでは簡単だった。

骨と素材データの部位をマッチングさせるのが、難しい。Webで検索すると割と簡単に書いてあって、もう少し検索すると、「割と簡単に書いてあるけどすごい時間かかった」という情報が出てきたり。

その情報をよく読んでみても、どうにもうまくできなくて、さらにはスクリーショットを載せてくれてあるのに、その画面にたどり着けなかったり。

うん。あの画面にたどり着けてればもう少し進めたかもしれない。

いやあこれはもう、どうしようなもないな、となりまして、3Dモデリングソフトの本を買うことにしました。何冊か見比べて、自分の必要そうな事が目次にあった一冊を購入。約3千円也。あああああああああああ

手に職をつける意味もあっての勉強なのですが、なかなか難しいですね。大体、3Dモデリングなんて、自分には絶対できそうもないと思っていた分野のことですよ。

今はモデリングソフトで作成さえできれば、Unreal EngineやUnityといったゲーム開発プラットフォームに持ち込むことでゲームに使う事ができます。3Dゲームを作成する敷居はかつてないほど下がったと言えます。すごい。

簡単にできるのはとっかかりだけで、リアルさを追求するにせよ、ゲーム性を追求するにせよ、今当たり前に世の中に出ているゲームほどのクオリティにするのはとても大変なのですけれど、とっかかれるようになっただけでもすごいと思いますよ。

時間が無限にある子どもの夏休みとかにやらせてみたい。自由研究ってことにならないかなぁ。完成しないとダメなのだろうか。

こういうことに挑戦させるには、学校の宿題って、重荷なんですよね。夏休み前のテストで理解度がある一定以上の場合は宿題免除とかにしてほしい。

そういえば、高校生の時に、2年生の時に第二種情報処理技術者試験(現・基本情報技術者試験)に合格しちゃったものですから、3年生の時に第一種情報処理技術者試験(現・応用情報技術者試験)を受験するように学校から言われたわけです。当然と言えば当然。同様に合格していた同級生2人も申込書を渡されて、私だけ提出しなかったんです。

その頃、すごくプログラミング熱が高まっていて、それなのに、やろうとすると校内試験があったり、こういう学外試験があったり、とにかく自分のやりたいことに割く時間が全然なかったんですよ。この時ばかりは通学時間片道1時間半が恨めしかった。

その後先生に呼び出されて、半ば喧嘩するかのようにして頑なに断り続けたのは、今に続く頑固人生の始まりだったかもしれません。良い思い出だ。優しい先生だったのを良いことに、わがままを押し通しまして、その節はご苦労おかけしました > 先生

応用というものはとにかく色々苦手だったので、落ちたくないという意識も多分にあったとは思います。苦労して勉強してそれでも落ちる辛さを味わうくらいなら、今やりたいことやらせろどうせそのうち修行に行って好きなことなんて何もできなくなるんだ、というぐらいの気持ちもあったでしょう。

その頃の思い出も相まって、子どもたちにはなるべく自分の学びたいことに時間を割いてほしいと願っていますし、周りの環境もそれを応援してくれるものであってほしいと願っています。こう書くと当たり前のことのように思えるのですが、これが意外に意外、実際にその場その場で実践しようとすると、反対意見も多くて難しいのですよ。

さてと。

私のこの行き詰まりは、果たして解消されるでしょうか。無料素材のモデリングデータをボケーっと眺めながら、ため息が続く半日でした。

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