書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

実は苦手な夜のお経

午前中、お役僧。

晩から、お通夜。

実は夜のお経って、苦手なのです。なぜだか必要以上にしんどくて。御袈裟をつける時に唱える搭袈裟偈が、私の精神を支えてくれています。

訳すと、「この偉大なるお袈裟は、人間のあらゆる執着心、煩悩を除く幸せの法衣である。これを肩にかけ、釈尊の教えを広め、生きとし生けるものを救おう。」というようになります。(曹洞宗近畿管区教化センターより)

お釈迦様の教えを広めようという気持ちをより強く持たせてくれる、すごい言葉です。

どんなにへばっていても、お袈裟を戴きながらこの偈文をお唱えすると、自分の存在意義を強烈に再提示してくれて、それが活力につながるのです。

短い1日の間にいろいろなことがあって、今日はいつもよりもへばり気味ですが、今夜も搭袈裟偈をお唱えして、頑張ってお勤めしてまいります。

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