葬儀の準備では筆で書くものが多いのですが、書き損じた時のダメージが多いのはダントツで塔婆。
鉋で削れば練習用には使えますが、本番用に使うわけにはいきません。人生で一度きりのものですから。
1度目の書き損じは、
「まあまあ、そんな時もあるさ」
と思えます。書き損じ率は30%ぐらいかな。下手すぎて書き直そうと思うと一生かかっても出来上がらないので、そそっかしくなく、丁寧に、ちゃんと書けていればよしとしています。私にはかっこよくは書けないから、せめて丁寧に気持ちを込めて。
2度目の書き損じは、かなりのショックです。1度目でもそれなりに辛いので、より丁寧に、一字一字確認しながら書きます。その上で間違えるのですから。頭がどうかしているとしか。
それでもさらに間違えた3度目。
もうどうしようもなくて、不貞腐れて、部屋に戻り、出しっぱなしのアウトドアチェアーで一眠り。
これで心気一転、その後は間違えることなく書き終えることができました。
あそこでムキになって書き続けたら、何度書き損じたか分からないぐらいの精神状態でした。ちゃんとその場を離れることのできた自分にグッジョブです。
それで間違えずに書けたとしても、自分で納得のできる気持ちの込めようにはならなかったでしょう。結局後からまた書き直しになったと思います。
最近は書き損じ率が減ってきて、なんだか上手いこといってるなぁと感じていたのですが、それが油断につながったのでしょうか。書き始める前に、その辺りも自分に言い聞かせて、しっかりやっていたはずだったのですが。
ふて寝もたまには良いものです。また世の中みんな在宅勤務が増えそうな気配になってきました。いつもと違うストレスが溜まるでしょうから、ふて寝も良きものと考えて、前向きに取り入れてみてください。
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