書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

寝ている間に過ぎてった雨?

夜になってようやくニュースをチラ見していたら、浜松でもものすごい雨が降ったことを知りました。お盆のお手伝いのために私が正太寺を出発する1時間ほど前のことです。

到着するや、お師匠様から今朝の雨はすごかったなと話しかけられ、確かに6時台に入出でもそこそこの雨が降っていたので「すごかったですねー」と返事をしたのですが、開口一番に話したくなるぐらいの雨だったかというとそうでもなく、若干の違和感を感じてはいたのです。

ニュースの映像を見てようやく合点がいきました。確かにすごい。雨量は同じぐらいだと思うのですが、風の吹き方が違いました。

東京の映像も一緒に流れていて、そちらもさながら台風のような光景。入出はもしかして、私が寝ている間にそういう雨が通り過ぎていったのでしょうか。5時過ぎに起きた時には、意外にもおとなしい雨で、予報に出ていた激しい雨はどこへいったのかと疑問思ったほどだったのですが。

入出と浜松の位置関係・距離を考えるに、6時ごろに降っていた雨を降らせた雨雲が、ニュース映像に出ていた雨を浜松で降らせたことになると思うのですが、うーむ。雨雲レーダーでは、雨雲が真東ではなく、やや北東方向に流れていたので、湖西の南の方では激しい雨だったのかもしれません。(湖西市浜松市から見て、真西にあります)

なんにせよ、この近辺では雨による被害は報道されていません。よかった。

でも、鹿児島では土砂崩れの報があり、お一人亡くなられてしまったそうです。雨が通るたびに人が亡くなっています。感情が行き場を失ってしまいそうです。

長く降り続いた雨のために、九州地方は当分は土砂災害に注意が必要とアナウンスされています。土砂崩れについては、この辺りでも、ソーラーパネル設置のために無理に削った山が、明らかに危ない感じになっていましたので、心配です。そろそろ設置場所も危険がないように事業者側で自主規制をしないと、そのうちに法律の網がかかるようになって、そのせいで思わぬところが影響を受けて面倒なことになるという図式が目に浮かびます。儲け優先で失敗した事例は数多あるのですから、いい加減にしてもらいたいものです。

まだ当分、ぐずついた天気が続くようです。大げさなぐらいに命を大切に考えて行動して、ちょうどいいという気持ちを強く持って、危険からなるべく遠ざかるように判断をしていきましょう。