書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お盆第二弾が始まりました

多分今年だけ特別のお盆第二弾が始まりました。曹洞宗の僧侶は、和尚と呼ばれるまでに三人の師匠につかえます。その二番目のお師匠様の体の不調のために、応援を要請されてのお盆経です。不肖の弟子を頼ってもらえて幸せです。

今日の内容は、午前中二軒、午後二軒。正太寺出回る量と比べると少ないです。その分、現住職が頑張ってらっしゃるのでしょう。何軒回っているのか、聞けませんでした。

初めて来る和尚であるにも関わらず、みなさん暖かく迎えてくださいました。正直なところ、家の中へ入るまではどんな方々なのか分かりませんから、緊張というか、お腹下しそうというか、そんな感じだったんです。一軒目のお宅で優しくしていただいたことで、その後も上手くいくような気になることができて、そこから先は気持ちが楽になりました。ありがたかったです。

面白かったのは、自分の認識力。住宅地図上で訪問先を調べてから伺うわけですが、地図上でイメージしているのが、湖西市の雰囲気なんですよ。ところが、実際に行ってみるとそこは浜松市の人口密集地であり、当然湖西市の雰囲気などかけらもありません。イメージしている場所と全然違うんです。四軒回ってもそこが全然修正できなくて、その度に、おわっ、街中だ、おわっ、住宅地だ、と驚くことになりました。

何やってんでしょうね。

これからしばらくこんな日が続きます。初めて違う地域の山門施餓鬼会にも随喜します。今日1日を乗り切ったことで、次のプレッシャーは山門施餓鬼会ですね。日程的には最終盤になりますので、それまでずっとこの不安を抱えていくことになります。心臓小さいから、大変です。