書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

弘法様のおまつりを今年も無事に

世話人さんと婦人部の役員さん、そして多くのご参拝を得まして、今年も無事に弘法様の山開きを修行することが出来ました。毎年思いを強くするのですが、本当にありがたいです。とても一人でできるおまつりではありません。協力してくれる人たちがいて、この日に合わせてお参りに来てくれる人がいて、それでようやく成り立っています。こうしたものを一から立ち上げようと思ったら並々ならぬ労力が必要でしょう。それが、何も苦労せずに、こうした形で受け継がれてきているのですから、涙が出そうです。

真面目な話、お礼の挨拶しながらちょっと泣けそうでした。でもあそこで泣いたらさすがに大袈裟だと思われただろうなぁ。

今年はお世話人さんも全員交代したばかり。総代さんも、三人のうちお二人は新任ですから、お世話人経験があるといえども、なかなかに緊張されたのではないかと思います。私も必死だったために、個別にお礼を言うのを忘れてしまいましたが、これからさらに信頼関係を強くしていけたらと、願っています。

この夕方、久しぶりの開放感を得ました。旅行にも行きましたが、正直なところ頭の三分の一はおまつりのことで占められたままでいました。それが今夜は、頭から外しておくことが出来ます。ホッとしますね。

坂東のビデオもそこそこの人に足を止めて見てもらうことが出来ました。残念ながら新たな参加申し込みはありませんでしたが、こうした事業を行なっているという広報にはなったと思います。他の種類の旅行も計画して欲しいという話も出る様になるかもしれません。何がどこで繋がるか分かりませんからね、費用もかからないので、手を広げられるだけ広げようと思います。