宗務所費の請求書に間違いがあったので、支給訂正するために出金。午後からは熊本地震視察の報告会。それまでに片をつけなくてはなりません。
ミスの原因は単純で、チェックの見逃し。あんなにチェックしたのに、まだ見逃しがあったのです。もはや人間の目に頼るのには限界があるのやも知れません。
そのミスを防ぐためには、書記さんにがんばってもらわねばなりません。宗務所にある僧侶の属性データが正しければ発生しないミスだったのです。データの齟齬を発見する意味も込めて宗務所費の点検に時間をかけているのですが、いよいよ立ち位置を逆にしなくてはならなそうです。
要は、属性データに変更が生じた際に、忘れずにデータベースを更新してもらえれば良いのですが、これがなかなか難しい。でもそれを考えるのが主事の仕事だと思うので、がんばって何かアイデアを出します。
熊本地震視察の報告では、遠方となることもあり、現地に直接赴いての支援活動は金銭面の問題から、継続しての活動がほぼ無理です。同じお金をかけるなら、支援金という形が一番良いのではという意見が大勢となりました。
今後は、職員間で意思の統一をし、関係者に集まっていただいて改めて報告会を開催、宗務所の方針に理解を求めることになります。同時進行で教区単位で募金のお願いをしています。送金先はまだはっきりとは決まっていませんが、熊本県宗務所に支援金として送るのが一番かな、と。主にお寺さんを対象に募金をしますので、そのお金は現地で被害を受けたお寺さんの復旧に当ててもらえるのが一番良いと思います。
そのあたりも含めての改めての報告会開催ですけれどね。どんな意見が出るのやら。大きな被害を受けたお寺さんもありますので、宗務所としては、そうしたお寺さんの支援になれたらと考えています。
それと同時に、被災された皆さんのところに平等に届く義援金へ、お檀家さんにいろんなところで協力してもらえるように声をかけることも大切かと思います。いつか自分たちが地震に見舞われたときのため、ではないですけれど、困ったときはお互い様ですから。誰の中にもあるそういう気持ちを、恥ずかしがることなく出せるように声をかけるのが、お寺として大事なことなんだと。
そのためにはまず自分が率先して行う必要がありますね。意識して募金箱を探さなくちゃ。