書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

突然の地震。地震は突然くるものであるけど。

大きな地震に見舞われた皆様、ご無事をお祈りしております。東海地震を控えている地域に住む者として、どの地で地震が起こったとしても、他人事とは思えません。すでに数名の犠牲者が確認されている模様ですが…

宗務所にて職員会議が開かれました。主たる議題は来週月曜に開かれる決算所会について。午前中には第一回目の監査もしていただいて、証憑と帳簿を照らし合わせていただき、結果として決算書の数字にも間違いがないことが確認されました。ありがとうございました。

その結果を受けての決算書を職員会議にもはかり、説明内容など、確認していただき、こちらは無事にクリア。

その他、多岐に及ぶ議題があったのですが、その中でも決算に注いで時間を費やしたのが、熊本の地震に対する対応。

東日本大震災のおりには、シャンティ国際ボランティア会の要請に応じて気仙沼事務所を開く資金の提供をし、それ以外にも青年会を中心とした炊き出しや傾聴活動の支援をしてきました。

今回も大きな地震です。東日本のそれと比べれば被害の範囲も狭く、早期の復興が可能なのではないかと思われますが、しかし何かしら、適切な支援があったほうが良いに決まっています。

受け入れ側に余分な労力を割く必要がないよう、物資を送るにあたってはニーズの把握が重要です。それができないなら金銭的な支援のほうが手っ取り早い。

宗務所としては、防災担当も置いていますから、現地に派遣したいところ。安全の確保と、現地入りして必要な情報を取得するための事前準備(関係機関との調整)が整えば、派遣することになるでしょう。

今の所は大きな被害のあった地域は限られます。熊本空港も機能していますから、レンタカーの手配さえ出来れば行くのは容易です。手配できなければ福岡から陸路となります。そしてあとは、成果が出せるか。

どうやら通信回線が機能していますから、現地入りしなくてもかなりの確度で情報が取れるような気もしていますが、しかしまだ発災からそれほど時間が経っていません。まだまだこれからです。

現地情報を注視しながら、役に立てる支援を考えていかねばなりません。