書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

ある目的のために張り切って出かけました。今まで手をつけずにいた、梅花流詠讃歌関係書類の電子化に取り掛かるのです。

現職研修、寺族研修という二つの大きな山を越え、12月は比較的ゆったりとした時間が流れる月となりました。お寺は忙しいのですが、その反面、宗務所は来客が減るということなのでしょうか。経験的に、12月はそんなに忙しくない印象なのです。

その時間を活かして、電子化をしようと。

しかし、のっけからつまづきました。サイズが異なる書類が結構ある。これをスキャナーで読み取るのは、いかにScanSnapといえども手間のかかる作業である、と。

いやいやまてよ、一番新しいScanSnapならば、異サイズの現行でも意に介さずに読み取ったはずである。

そしてつい先日、ScanSnap Cloudという新たなサービスが始まったばかり。このサービス、今まではScanSnapはパソコンと接続して使うものだったのですが、それを解き放つCloudサービスです。

新しい型番であるiXシリーズとなる、iX500とiX100には、無線LAN機能が内蔵されています。それを使い、ScanSnapが直接ネット上のCloudサービス、ScanSnap Cloudと連携して、文字認識や各種クラウドサービスへのデータ転送を行う、というものです。

ファイル名も、文書からそれっぽい文字を読み取ってつけてくれるという話で、それが本当なら書記さんの仕事がだいぶ楽になるのは間違いありません。

宗務所の予算はカツカツですが、今使っているS1300もそろそろ3年〜4年が経つはずです。買い足ししてもいい頃と思われます。

というわけで、発注をしました。いつものようにAmazonです。プライム会員ですので、日付指定も無料。宗務所の開所日に合わせて配達してもらえるようにして、あとは楽しみに待つだけ。

書類の名前付け作業がある程度減る見込みがあるというだけでも、いいお知らせです。来客対応が重なると、郵送物の受付が終わるまでに半日以上を要することも多々ありますから、なんとか自動化をさらに進められないものかと思案していたところでした。

水曜日に配達予定です。どの程度の威力を見せつけてくれるか、楽しみです。