書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

久々宗務所日記

個人的には8日ぶりの宗務所です。他の職員にとっては、短くても16日ぶり。10年も勤務してると、こんなに日が開くのは調子が狂ってしまいます。

溜まっていた書類は書記さんに全てお任せ。私の分はあんまりなかったです。

最近検討しているのが、お馴染みScanSnapのSV600。A3サイズまで取り込み可能なスキャナーなのですが、上から撮影するんです。学校でよく使っていたOHPのような使い勝手です。

本をバラさずに取り込めるというのが一番の利点でしょうか。

宗務所にとっても、建物の増改築や土地の処分、取得などの書類は、図面がついたりして神のサイズが大きくなりがち。責任役員会議録などは割り印を押してあるでコピーするのにもバラすわけにもいかず、宗務所で保管する他の書類は電子化して保管しているのに、この手の物は紙のママファイルに閉じて保管するフローを改革できずにいます。

SV600があれば、取り込む手間は増えるものの、割と気軽に電子化への道が開けるよなぁと考えてます。他の書類と同じく何度のダンボール箱に放り込むだけになるので、物理的な保管の手間は楽になります。SV600で取り込む時間をどう見るか、ですね。

また、たぶん永久保管しないわけにはいかないだろうなという書類があるのですが、作成からすでに60年以上が経過した書類もゴロゴロ転がっています。3枚複写をする前提の紙なので、紙がとても薄く、ほんの20年前の書類でも、なんとScanSnapの紙送りでぐしゃぐしゃになってしまうんです。60年前の書類は超重要文書のため、恐ろしくて試してみることすらできません。そもそも和綴じになってるその紐を解いたら最後、元に戻らない可能性すらあります。

そんな書類も、SV600なら電子化することは可能になるなと。とりあえず。めくっていけばいいんですから。

問題は、5万円オーバーのそのお値段。費用対効果を真面目に考えたら手が出ません。備品費の予算的には枠に収まりますが、ここで使ってしまうと残り予算は3万円ぐらい。なにぶん第一四半期も終わらない段階では思い切れません。第一四半期は終わってましたね(汗)

もうちょっと予算があればなぁ。そもそも赤字予算だから使いきっちゃダメなんですよ。残さないと。自分の任期中に紙のない職場にしたかったけれど、この砦はなかなか落とせないです。