書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

当番出勤です。いつものごとく。

予算案にさらに修正が加わりました。収入の増加修正なら良いのですが、残念ながら支出の増加です。

来年度は、隔年開催の事業と、4年に一度開催の事業が重なっているため、元々支出が多めです。昔は必ずずれていたのですが、東北の大震災の年に開催予定だったものが翌年にずれ、そのずれのために他の事業と開催年がかぶるようになってしまったのです。

どこかでさらにずらさない限りは、今後はこのままです。頭の痛い話です。

こうした、毎年開催されない事業の予算確保というのは、毎度毎度悩ましい問題となっています。出来れば毎年の収支の額が似た数字になった方が、分かりやすい予算決算となります。

「この事業がたまたま開催されるから、予算多めです。」と説明されたら、どこかにこそっと増やした項目があっても見逃してしまうかもしれません。項目毎に増減が示してありますから分かるには分かるのですが、その事業に関連して多めにとってあるのかも・・・なんてお人好しに解釈していたら、実は違った、なんてね。

私も今は予算を立てる側ですが、庶務主事の職を離れれば、宗務所が無駄遣いをしていないか注視する側となります。一応ね。

こうした特殊な事業は、数としては多くないので、それぞれ特別会計にして、そちらで年度をまたいでお金を積み立てて行くのが一番スマートのように考えていますが、それぞれに通帳を用意するのも面倒だし、通帳1つで済まそうと思うと、ちゃんと会計上で分けて管理しないとすぐに分からなくなってしまいますし、利息はどの特別会計に付けたら良いのか悩みのタネですし・・・。利息は一般会計に入れるってことにしておけば良いのかな。

月に1度は教化主事さんと、そんな話を繰り返しています。教化主事さんが提案する側で、私が面倒がってスルーする側、ですけどね。申し訳ございません。

でも本当にこれは、何とかしておかなければ後々やっかいです。数年分を見返した時に、とてもとても把握が難しいのですよ。長期的な運営指針を立てるのに、これではちょっとやりづらい。予算書にそのあたりまで反映させなければいつまでも動き出せませんので、そろそろ本腰を入れて対処に向かわねばと、思っています。

そう。思ってはいるんですよ。