書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記 20171023

明日から一泊二日で檀信徒研修会。京都へ出かけます。今日はその準備もあるということで、勇んで出勤してきました。

結局は教化主事さんが忙しくて到着が遅れ、15時ごろからの準備となり、その大半も書記さんと梅花主事さんが済ませてくださいました。ありがとうございます。私は確信的に手を引いてました。はい。

退勤時間が迫るとやることが増えることはよくあることで、今日もそんな状態だったんです。何で午前中に思いつかないのかというようなことも、退勤時間間際にやってました。結局定時では上がれず、30分ほど延長でしたけれど。書記さんたちはさらにまだ作業が残っていたのですけれど、置いて帰りました…

来週の火曜日には東海管区の護持会集会があります。教区の護持会長をつとめるみなさんが集まり、講演を聞いたりという時間を過ごします。その後、多くの宗務所では護持会長たちとの懇親の場を持つのですが、第四宗務所も同様でして、今回会場となり豊川閣妙厳寺さま(豊川稲荷の名で有名です)を出た後に、西浦温泉へ移動して、懇親会を開き、一泊してから帰ってきます。

二週続けて一泊二日という塩梅なのです。そちらの準備も同時進行で進めていまして、これが結構あたふたしました。今月開催の事業はほぼ全て赤字ペースですし、どうしましょうねぇ。営利企業ではなく、事業をこなすために存在している団体ですので、赤字になることは実はあまり問題ではありません。必要なのであれば、管内総意のもと、各寺院から集めるお金(宗務所費)を増やせばいいんです。必要なのであれば、ね。

必要か必要でないかは、主観が色濃く出る問題です。管内総意なんて、無理ですよ。というわけで、赤字になると繰越金を減らすことになり、いずれ繰越金が枯渇すれば、毎年の収入の範囲内で、宗務庁から要請されている事業をこなすことになります。そこまで宗務所が追い詰められ、事業が実施できないことが大問題だとなれば、その時にようやく宗務所費を上げることが承認されることでしょう。今期の宗務所のうちは、枯渇するところまではいかないと思います。予想よりも枯渇へ向かうペースを落とすこともできていました。

が、今月の各種事業の赤字(というよりも予算オーバー)は、結構な痛手です。本当、どうしましょうかねぇ。最近頭痛の頻度が増えているのは、こんなことも原因になっているのかなぁ。