書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

鷲津の文化祭へ

ひょんなことから鷲津の文化祭へ行ってきました。入出の文化祭の中心メンバーを師匠に持つ私としては、他地区の文化祭も気になります。


驚いたのが、気前の良さ。


ポップコーンを子どもにそれぞれ一袋ずつプレゼント。甘酒無料。お茶席無料(ちゃんとお手前があります)


ワッフル三個で100円。(ワッフルメーカーで焼いた物)


焼きそば100円。(テキ屋の焼きそばよりおいしい。キャベツが甘い!)


入出は秋祭りの時に開催して、テキ屋がお宮さんに出店していることに気を遣ってか、こうした食べ物に関する催しは一切ありません。少しあるだけで、ずいぶん雰囲気が変わる物だなと感じました。


11時頃に到着したのですが、凄く混雑していましたしね。


出展作品の中に檀家さんの作品を見つけて、盛り上がりました。その後、ちょうどそのお檀家さんが来ているのを見つけて声をかけることも出来ました。


滝が凍ってる写真の展示だったのですが、すごかったです。きれいで、迫力があって。そもそも私には、滝が凍るような場所まで行って、腰を落ち着けてカメラを構えて景色に向き合う忍耐強さはありませんので、とても真似の出来る代物ではないなと感じました。


正太寺の4月の弘法様大祭でもお茶席を設けますが、ごくごく簡易的な物で、気軽にお抹茶を飲めますよ、というスタイル。こちらの文化祭は、茶道教室の先生が指揮を執り、本格的なお手前を体験出来ます。


少しは緊張しますけど、大先生クラスの先生がお客さん側に常にいらして、お菓子食べていいんだよ、食べたいときに食べるんだよ、と声をかけてくださるので、作法が分からなくてもそのうちに緊張もほぐれて、お菓子の味と、お抹茶の味を楽しむことが出来ます。


あそこで先生が大きな声で楽しそうにおしゃべりしてくれなかったら、リラックスするなんて無理でしょうから、素晴らしい役所だと思います。


子どもたち共々、良い経験をさせていただきました。来年も、おいしいお茶とポップコーンとワッフルと焼きそば目当てに、遊びに行きたいですね。