書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

予算案と再びにらめっこを始めました。他にも書類を作って息抜きをしながらですが、まあだいたい予算案を眺めていた感じ。


現在はっきりと分かる赤字予算でして、決算では黒字になる年もあるものの、単年度予算は常に赤字の状態。それを認識しやすいように収支差し引きがマイナスになるように組んであります。


宗務所としてはそれで良くて、今後どう改善していくかを話し合う材料として有用だと個人的には考えています。


問題なのが、宗務庁の反応。予算所会で議決された予算書を宗務庁に提出して承認を得なければなりません。宗務所の最高議決機関である所会での決定も、宗務庁に却下されれば無効です。切ない。


今までは却下された話は聞いたことがありませんが、もし却下されると予算所会のやり直し。所会議員である教区長さん達にも迷惑がかかりますし、所会開催には手当支給が伴うので、経費も余計にかかってしまいます。


来週出勤したら宗務庁に確認をしてみようと思いますが、どんな返事が来るものやら。心配です。


ついでに、今年度の繰越金を予算書に計上する方法を調べました。今年度の決算はまだですから、繰越金は確定していません。こういうときは推測値で計上するらしいですね。


ただ、おそらくこういうときは、年度途中で補正予算を作成して、そこで決算で確定した金額を載せるべきなのでしょう。第四宗務所では補正予算を組まずに今のところやってきていますので、どうしたものかと悩みます。


予算から大きくはみ出す場合でも、教区長会で了承を得る、もしくは決算所会で事後承諾を得るという方法をとっていますから、繰越金についてもそれで良いのかも知れませんが。昨年は震災支援に500万円も急遽支出して、予算を大幅に上回った決算書を宗務庁に送りましたが、承認されましたし。


それを考えたら予算書がどんな形でも、所会で議決されたものをそう簡単には覆しはしないのかな。うーむ。悩むぐらいなら、直接聞くのが早いですよね。


来週頭には、今度こそ予算案を確定させたいのですが。フラフラしている場合じゃ無く。形式の問題でこんなに悩まされるとは。書類というのは難しいですね。