書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

日帰りサファリパーク

運転手にはそこそこのタフネスが要求される日帰りサファリパークです。富士です。湖西からだと休憩込みで片道3時間強、でしょうか。


先週土曜日に保護者参観会があったため、幼稚園は振替休日なのです。世間は月曜日ですから、行楽地は空いています。ですから、振替休日には出来るだけお出かけできるようにしています。


ほんとは日・月で時之栖にでも泊まりで出かけたかったのですが。日曜日はお年忌があったので、そちら優先というわけで。当然ですね。


時之栖は、ブルーベリーロッジを利用するとかなりお安く泊まれます。食事も安いお店がありますし。キッチンが付いているのでその気になれば自前で調理も出来ますが、まだそこまではやったことがありません。連泊するようなら、旅先で子どもと一緒にお料理をするのも楽しいかも知れませんが、まだそこまで大きくなっていませんしね。


話を戻しまして、サファリパークです。ピーカン予報でしたのに、生憎の濃霧でした。滞在中はそれほど濃くはなりませんでしたが、常に霧がある状態で、ちょっと冷たい。でもサファリバスは乗りました。思ったよりも霧が入ってこないので、良かったです。


ライオンにエサをあげてるときに、ある2頭が興奮して力の見せつけあいを始めまして、バスに当たりそうな近距離ですから、すごい迫力でした。子どもたちは呆然とそれを眺めていましたが、夜泣きしないだろうな・・・


濃霧に一番苦しめられたのは、実は私。運転手。サファリパークに着くまでの間、かなりの時間を霧の中で過ごしました。視界は50m〜100mといったところ。たぶん100mは確実に切っていたと思いますが。


最短では40mぐらいになっていたと思います。時速40kmで走行しましたが、かなり怖い。途中の信号のあるT字路で、信号が視界に入っ時には黄色だったので、慌ててブレーキを踏んで、なんとか停止線をまたぐぐらいで止まれる、という状況があったのですが、その時に対向のトラックが停止すると、後続のトラックが追い越しをかけるという展開がありました。たぶん後続のトラックには信号は見えておらず、何でこんなところで止まるんだ、と言わんばかりに抜こうとしたのだと思いますが。


青信号になった側には乗用車が1台止まっていまして、T字路に進入を始めたその乗用車と先ほどのトラックが、あわや接触、という事態になりました。


停止してみている私には為す術無し。あっという間の出来事。トラックがギリギリで気がついて減速して回避できたのですが、濃霧の中でのあの行動は、危険行為ですね。結局赤信号を無視する形でトラックは直進して行ってしまいましたし。


まあ、高い確率で濃霧になり得る道路で、交差点の奥側にしか信号機がないという、濃霧になったら視認がかなり遅くなると言う構造上の欠陥もありますけれど。濃霧なのですからもっと注意して運転してもらわないと。トラックの運転手は、プロ中のプロなんですから。


私も1つ学んだ事。濃霧の中で不意に現れた信号が黄色だった場合、それは外灯の明かりにしか見えないという事。信号だと判断できるまでに1秒近くかかっていたと思います。かなり危険。濃霧ですから、周囲の景色は見えません。この辺りに信号があったはず、という記憶に基づく判断は効かないのです。


時速40kmでも、もう少し速度を落としたいと感じた、濃い霧でした。後続、2台後ろのトラックがやけに車間を詰めるので、なかなか落とせなかったのですが。先を譲るにも、40m先までしか見えないとなると、追い越し中に対向車と衝突、と言う事態も考えられます。安易に譲るのも考えものです。


そんな苦労をしてたどり着いたサファリパーク。いつものように3周して存分に楽しみました。サファリバスでも1周したので、計4周ですね。満足です。