書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所仕事始め

今日から新年の宗務所が始まりました。仕事始めということで職員会議ほどではない軽い会議も行ったのですが、熱を帯びてしまって1時間もかかってしまいました。幸先の良いスタートです。


私は相変わらず日常業務に追い立てられていました。まだ引き継ぎ事項の2つほどが完了せずにいるのですが、それに取りかかれずに時間が過ぎてしまいました。来週にはなんとしても終えたいところですが、はてさて。


これからしばらくは、再来週に開く新年役員会の準備と、来年度の予算編成が中心業務となります。お金に関わる仕事ばかり。庶務主事の担当業務ですから仕方ありませんけれど、お坊さんには縁遠い分野の仕事だなと思いながら仕事してます。もっとも、昨今のお寺の運営は住職が自ら行うのが当然となっていますから、実際には縁遠いわけもなくて知り尽くしていないとお寺の存続に関わるというほどになっていますけれど。


遠い昔のように、托鉢でその日の食事をまかなう修行生活を維持できれば、そんなことしなくてもいいんですけれどね。日本仏教全体としての伝道のやり方をどこかで間違えたんじゃ無かろうか・・・


しかしそのおかげで、回り回って庶務主事という役職が発生し、それが私の元にまわって来て、こうして新たな経験をさせて頂いてるのですから、これもまたご縁。得難いご縁です。大切にいただいて、ちゃんと活かして行かなくてはなりませんね。