書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

檀信徒研修会の準備をしながら、一日が過ぎていきました。まったりした時間帯も無く、気が付けば終業時間という有様で、まったくもって宗務所らしくない過ごし方です。


宗務所は、受付業務がメインです。来客が無ければ仕事が無い、そういう所のはずなのです。


しかし、現代の宗務所は、主催行事も多数あります。複雑な申請に関しては宗務庁とお寺さんの間で数回にわたって書類がやりとりされることもあり、その間に入る宗務所も、当然その分仕事が増えます。


まったくもって暢気な職場では無くなってしまいました。その分、今年度からは日当を少し上げさせてもらったわけですが。それでも仕事の内容とそれに伴う責任を考えたら、とても安い報酬と言えますけれどもね。特に教化主事・梅花主事は自ら事業を計画遂行していく立場ですから、責任も大きいです。


庶務主事は宗務所本体の運営を守るのが軸ですので、責任範囲もそれほど広くはありません。書類の受付で手落ちがあればそれは庶務主事の責任となるわけですけど、広範囲に影響が出る話でもありませんし。


人権主事さんは、人権学習を推し進める立場と、自らもよほど注意して発言・行動をしなくてはならないということで、これまた庶務主事よりもしんどいような気がします。


ま、でも、歴代の庶務主事さんはすごい人ばかりでしたからね、私が踏み込んでない、踏み込めないでいる領域が大きくて、おかげで責任が他の主事さんよりも軽く感じているのかも知れませんけれどね。


前期の後半は半日仕事の無い日というのがあったりしたんですけどね。今では考えられないです。ああ、あの日々をもう一度・・・


檀信徒研修会が終わるまでは毎回出勤となりそうなので、その間、たまには暇な時間帯があるように願うばかりです。