OmniFocusというMac用のソフトがあります。Todo管理ソフトのお化け。単純にやることリストではなくて、それをグループ化して管理出来ます。目的に基づいてやることをリスト化して、さらにそれについて場所や相手を指定します。指定しなくても良いけど。
OmniFocusがすごいのはここから。「今日、午前中に家でやること」、「職場で真っ先に取りかかる課題」、「どこそこのお店に行ったら買ってくる物」という仕分けがどんどん出来ることです。入力するのは１つのデータだけでよく、状況によって思うままにそれらわ抽出して表示出来ます。そして、不要な物は表示されません。いま自分のやることのみが、画面に表示されるようになるわけです。
（日本語字幕の10分間の紹介ビデオを見ると分かりやすいかも。国内代理店acr2.comによる紹介ページ内にあります）
でもね、そこへ行くまでが大変。最初に、思いつく限りのやることリストを書き出していくのです。どんどんどんどん書き出していきます。でも私は54個しか出てきませんでした。じっくり考えればもっともっとあるはずなのですが。
すべて出し切ってしまうと、頭で覚えておく必要がなくなるので、とても楽になるらしいのです。新たに思いついたことはもちろん順次追加していくことになるのですが、作業を進めていくある段階に於いて、ただ画面に表示されているリストを消化していくだけで良くなる、というのは是非体験してみたい感覚です。途中で何かを思いついても、素早く適切にリストに追加すれば、それを実行するタイミングを自分で覚えておかなくても、OmniFocusが教えてくれる、というわけ。なんか素晴らしそうじゃないですか。
1年くらい前からずっと気になっていたソフトだったのですが、今日、思い切って試用を始めました。期間は14日間。その後は$79必要です。けっこう高い。このデータをiPhoneに持ち出そうとすると、さらに$19だったかな。あっというまに1万円コースです。
でも使いようによっては、それ以上の価値が絶対あると、使い込んでいる人は言っています。それを信じて、今日からしばらく、やることリスト吐き出し作業を続けてみます。
