書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

奉仕作業、行ってきました

へとへとになって帰ってきました。シャワー浴びてお昼を食べて、食べながら一瞬寝て、チオビタ飲んだらだいぶ元気が出てきました。


最初は園舎の周りの側溝清掃をしていました。幅20cmぐらいの小さな側溝です。そこに5cmほどたまってしまった採石混じりの泥をかきだします。男手が大勢でしたのであっという間に片付く目処が立ってしまいました。そこで、他の班の応援にということで、私を含めて5名が移動をしました。


その移動先で、なんというんでしょうか、予想以上に負荷の高い作業が待っていたのです。はさみ型のチェーンソーで枝を払い、それを30mほど離れた場所まで運びます。機械は一台だけでしたので、一人がほぼ専属で枝払いをしました。脚立で枝の所まで上り、切断し、また上り。それだけでもしんどいと思うのですが、脚立という足場の悪いところでチェーンソーを持ち上げて太い枝と格闘するのはさらにしんどかったことと思います。


面白そうには見えましたが。


何本もの枝を運び、今度は山になった枝を、処分しやすいように50cmほどの長さにさらに切っていきます。こんどは一台だけの機械では埒があかないので、機械を持っていない人間もよってたかって手足でバキバキと折って短くしていきました。


この作業がしんどかった。運んでいる間は余裕があったのですが、夢中になって折っているうちに、気がつけば腕の力が100%ではなくなってきていました。つかれてるんだなーと実感です。その状態になってからもまだだいぶ時間がかかりました。帰ってきてからもなかなか回復しないのも理解出来ます。


正太寺に入っている庭師さんは、仕事に来ると常にこういう仕事をしてるわけですが、これを一日中やってますからね、やっぱり尊敬しますよ。全然敵いません。元々の体力もしっかりしているでしょうし、力のいれ具合でもさらに差が出るのでしょうね。


なんだかんだで、開始から2時間で、無事に予定されていた作業を終了することが出来ました。みんな素人です。それでもそれなりに広範囲を清掃出来たのは、やはり人数と、子どものためにという気持ちがあるからでしょう。そういう気持ちがなければ奉仕作業に出てきさえしないでしょうし。


気持ちいいですよね。