書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

アルバムを作る 2日目

絞り込み作業を継続。よくよく選んでいくと、33枚という枚数はかなり少ないことに気がついた。一年分を一冊にまとめるのは無理があることだと実感。では、半年ずつに分ける?しかしそれでは冊数がかさばっていく・・・


とりあえず今取りかかっている昨年分は一冊で納めることにし、断腸の思いで候補を削っていく。1時間かけて、45枚まで減らした。ここから後12枚も減らせないよ・・・


悩んでいる打ちにタイムオーバー。仕事です。


今日はお檀家さんで葬儀があったのですが、会葬者への喪主さんのあいさつが良かった。マニュアル本そのままと思われる型どおりのあいさつの最後に、それまでとトーンは変わらないものの、明らかにご自分の言葉で、雨天の中会葬いただいたお礼を一言、述べられておりました。


本を頼りにすればおそらくそうしたお礼の一言まで、定型文のように載っているものと思います。もしかしたら葬儀屋さんが参考文例として渡してくれているかもしれません。でもそれを、全部そのまま使わずに、最後に一言ちゃんとご自分の言葉としてあいさつされたので、ドキッとしました。


常々、お礼のあいさつなんだから、例えたどたどしくとも型にはまらずに自分なりのお礼の言葉を考えた方がお礼と言うにふさわしいのに、と思っていました。同時に、それを考える時間的な余裕も心の余裕も無いであろう事も、理解していました。


一言で良いから、自分の言葉として発する。それだけでずいぶんと印象が変わるものですね。会葬された皆さんの心にもきっと響いたことでしょう。私の心にもズンと来ましたし、勉強にもなりました。


ああ!そうだ。
とある葬儀屋さんからホームページリニューアルしたから感想を聞かせてとメールをいただいていたのでした。放置してるわけじゃないんです。感想って、いざ書こうと思うと書きづらいなぁと思って、時間かかってます。


って、こんなとこで言い訳してどうしますか。ねぇ。すいません。