いよいよ初どきも最終日となりました。昨日からの冷え込みが続く中、また暗くて足下の見えにくい中、皆さんお参りいただいてのお勤めが、無事に勤まりました。
6日間という長丁場、お寺にとってはなかなかしんどい行持ですが、それでも毎年同じようにこうしてお勤め出来るのは、お檀家の皆さんが仏教をしっかりと信仰してくださっているおかげだと、思わずにはいられません。
寒い中、しかも19時開式という遅い時間にこうして大勢の方がお参りに来てくださるなんて、しかもその後の護持会総会にもしっかりと参加してくださるなんて、信仰心がなければ出来ない事だと思います。ありがたいです。
毎日同じお経をお勤めして過ごした6日間も終わり、お位牌を並べるために設置していた棚も解体して片付けました。久しぶりに、見慣れた本堂が戻ってきました。明日からはまた日常が始まります。何もないのがかえって寂しかったりして。
日常といっても、明日は宗務所当番日です。日常のような、非日常のような。一年も通うとさすがに非日常ということもありませんけれど。こちらも大切なお勤め。しっかり働いて参ります。