書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

仕事というのは重なるものです

朝一番でムカデが出現して、戦い終わった後の教化主事さんとおはようございますのあいさつを交わして一日が始まりました。
上司より先に出勤できなかったのです。
今日は15時から布教師部会の会合が入っています。禅スクールの打ち合わせをしに、宗務所布教師さんと、青少年教化委員のみなさんが集まります。私も昨年まではこのメンバーの一員だったのですが、今年は宗務所職員、お茶を出す側となりました。


15時からですので、いつも15時過ぎに行く郵便局への用事は少し早めに、と考えて一日をスタート。そのうちに電算機器でお世話になっている業者さんが来ていろいろ作業。

業者さんとそんなこんなをしてたら、近くの保育園から12時のチャイムが聞こえてきました。まだ出前を注文していません。あわてる私。


まあそれでも無難に一日を過ごしていたのですが、午後になって主事さんに仕事を頼まれました。角二封筒に管内有住寺院(住職のるお寺)の宛名を印刷して欲しい、と。


誤算はここから始まりました。二つ返事で取りかかったのですが、これが意外に時間が掛かることが判明するのです。封筒に宗務所の住所が印刷されているのですが、浜松市が政令市に移行した関係で、住所が変わってしまっています。A4全面使えるラベル用紙に、住所欄にちょうど収まるように新住所を印刷した訂正シールを貼るのですが、これがとてもめんどうくさい。カッターで切り分けるのがめんどうくさい。それがまた細いので、台紙からはがすのがさらにめんどうくさい。
必要な封筒は110枚ちょい。作業に必要な物を全部、進達事務の時にお客さんと対面して座るテーブルに広げていました。


そこにお客さんがいらっしゃいました。あわてて作業中の物を片付け。進達事務をしている最中に2時を回り、布教師部会へ出席される方が徐々にお見えになってきました。お茶を出さねば、と焦る私。そこにさらに進達の仕事が舞い込みます。時間は15時直前。郵便局にも行かなくてはなりません。会合が始まるときには全員にお茶を出さなくてはなりません。


ひっちゃかめっちゃかとはこういう状況を言うんでしょうね。


どうなったかといいますと、たまたま非番の書記さんが来てくれて、郵便局へ行く仕事をしてくれました。すっごく助かりました。おかげで無事にお茶も出せました。
会合が始まってしまえば、おかわりのお茶を出す時間だけ気をつけながら、訂正シール貼りに没頭できました。進達受付時間は15時半までなので、お客さんも滅多なことでは来ません。


会合が終わる頃には、シールも貼り終え、同時進行で印刷しておいた宛名ラベルもあっという間に貼り終え、無事に責務を果たしたという具合です。どっと疲れました。


進達システムも新しいバージョンに入れ替え、またしばらく使ってもらうことになります。どんな評価が出るか楽しみです。これだけが今日の楽しい時間でしたね。やっぱり事務仕事、それも単純作業は苦手です。