書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

法事

今日は嫁さんのお在所にて法事がありました。こうして親戚としてのおつきあいを行うのは初めてです。しかもお在所の菩提寺のおっさまとは非常に微妙な感じに面識があり、とても緊張しました。


宗派は違うものの、私は改良服(着物です)を着ていますし、「それではおっさま、こちらへ」とそのおっさまから隣の席へ誘導されてしまいまして・・・


私は親族の一人でよかったんですけどねぇ。そういう訳にもいかなかったようです。しかしまさかおっさまの隣の席になろうとは、考えてもみませんでした。
そんな目立つ場所に座ってしまったため、よく使うお経の中に共通のものも多いですから、がんばって一緒にお経を読んだのですが、微妙に読み方の違うお経があって、それがまたうまく合わせられなくてきっとおっさま読みにくかったのではないかと申し訳ないことになりました。


同じ仏教でもいろいろ違うものです。
回向も曹洞宗のものとはずいぶん違います。聞いていても、お戒名を読み上げてるあたりしか聞き取れませんでした。難しいものです。
ただ、流れはだいたい理解できました。そのあたりは宗派がかわっても同じなのかな。いい経験になりました。


これからこうしたことがたびたびあるのでしょう。緊張しながらも、いろいろと経験して吸収していきたいと思います。