書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お寺の日曜は、忙しいのです

入出ではいま、長年の課題であった町内の再編成を行っています。先日総会で話が通り、その経緯の説明会が町内ごとに開催されています。入出一町内の総会会場は正太寺、というのが最近のお決まりでして、朝8時から皆さんお集まりでした。


お寺では午前中に一件お年忌が予定されていて、10時に自宅でお経を読んだ後、移動してきてお墓経、位牌堂でお念仏と続きます。ですから、10時半頃までには町内総会を終えて欲しいわけです。


通常ですと8時半や9時から始まる総会が、お寺という会場の都合で8時からとなりました。私たち夫婦のように幼児がいると、身動き取れない時間帯です。うちは2世帯同居で良かった。


9時半過ぎに総会はお開きとなり、それからお年忌。この辺りは師匠の出番です。それでも留守居部隊もなかなか大変です。本堂に数十人の人がいるとそれだけで気を遣いますし、お年忌の時はお茶出しがあります。人数が分かりませんから、本堂にはいるときにこっそり人数を数えてお茶をつぐのです。これがなかなか大変です。


お昼頃に全て終わると、疲れが出てきます。たいして動いてないはずなのに、この疲れはいったい何なのでしょうか。大半が気疲れですよ。体に良くありません。ここでうまいこと昼寝が出来ればいいのですけれど、なかなかそうもいきません。お客さんも来ますし、電話も鳴ります。つらいところです。


そんな感じのお寺の日曜日。
ちなみに、日曜に働いたからと言って、替わりの完全な休日というのはありません。会社勤めの方がうらやましく思える時です。でもまあ、それぞれ一長一短ですよね。
お寺の存在は布教が目的ですから、休みがどーとか言ってられません。がんばるのみです。