書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

8月突入です

今日から8月ですね。とうとう8月です。あまり考えたくありませんが、おときが始まります。
今日はまずは火葬場へ行き、観音様の前でお施餓鬼の法要をお勤めしました。入出には火葬場があるのですが、墓地だったところへ建設したので、その御供養のためにも行っているようです。隣寺の無量寺さんと一緒にお勤めします。


例年ですと師匠が行くのですが、今年は所用のために私が代理で行きました。初めてなので緊張しました。法要自体はお施餓鬼ですから戸惑うことはないのですが、場所、雰囲気、参列者が違うのですからまったく違う法要といっても過言ではありません。ミスはしませんでしたが、どきどきしました。


そういえば、市長さんが参列されてましたね。こういうことは今までなかったという話です。大昔はどうか知りませんが、ここ数十年ではなかったことのようですね。昨年新しく当選した市長さんですけど、こういうところ、しっかりしてるのはうれしいですね。火葬場を受け入れている地域に対して、そのつど感謝を述べるというのは、基本ですから。家のすぐ近くに火葬場があったら普通は嫌な気がするでしょう?それを受け入れているんですからね。(念のため。火葬場は自治体(ここでは湖西市)が運営しており、普通一箇所しかありません。誰かがしぶしぶ受け入れるわけです。もちろん、それなりに対価もあったのでしょうけれど)


私としましては、近くに火葬場があったほうが利便がいいのですが、そう考えるのはお寺特有の思考回路でしょうね。


8月1日は、ひとまずこれで終わりです。あとは土日に引き続き、お中元をもってきてくださる方の応対と、新盆のお米を持ってくる方の応対で一日が暮れていきました。明日からおときに回り始めます。2日は鷲津方面、3日は新所原方面、そして4日からはひたすら入出を回ります。


なにはともあれこれから2週間。必死です。必死にがんばって、ちゃんとご供養をします。年に一度の大事な仕事ですから。