書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

もし自分の子どもが引きこもったら

世の中いろいろと事件が起こりますが、少年の絡んだ重大事件が増えているように感じます。最近もありました。学校の先生が刺され、死亡するというショッキングな事件。テレビニュースを聞きかじった情報ですが、その少年は中学生の頃、引きこもりになっていたとか。


引きこもりというのは原因も様々で、ドラマなどでも題材にされるほど難しい問題です。私にはまだ子どもがいませんが、もし自分の子どもが引きこもってしまったら、いったい何が出来るだろうと、心配になります。


たくさんの人がいろんな方策を考えていて、それでもすっぱり解決することが難しいのですから、簡単に解決できるような問題ではないのですよね。そしたら、じっくりと、真っ直ぐに向き合って、導いていくしかないように思います。相手は自分の子どもですし、心の病であるのですから、それを解決するのにもっとも適しているのは、両親以外にいないでしょう。


一言に引きこもりと言っても、いろんな症状があることでしょう。自分の子どもの症状をしっかりと見極めて、どうすれば心を開いてくれるのか、それこそ考えすぎて自分がどうかなるくらい考えていかなきゃいけないんだと思います。


引きこもりにならないでいてくれるのが一番ですけれどね。そこまでいってしまう前に、気づいてあげられるように、日頃から心を通い合わせていることが一番大切だと思います。


私は引きこもることがなかった。弱い精神の持ち主である私が、今まで無事に生きてこられた。それはきっと両親の育て方が大きく影響していることでしょう。ならばそれを見本として子育てに臨むのが、一番簡単なのでしょうね。
いやそれよりもまず先に、子どもを〜