書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

部屋とお菓子とニュースと私

一昨年結婚した友人宅へ、はじめて訪問しました。奥さんとアパート二人暮らしで、アパートも想像するに新築でしょうか。外観も含めかなりきれいでしたから。アパートもある程度広さがあれば良いですよね。


ずっと家賃を払い続けることを考えると家が買えてしまうんじゃとか考えてしまいますが、地震のことなどを考えると壊れたら他のアパートを探すだけです。家が全壊したことを思えばまだ気分は楽でしょう。アパートが軒並み倒壊していたら新しいのが建つまで途方に暮れるのかもしれませんが。


こういう体験記とか、あるのかなぁ。今度探してみよう。


正太寺ではそれは望むべくもなく。でも浜名湖を臨むこのベストロケーションは何物にも代え難いのでなにも不満はないわけですが。
それでも古くなったら引っ越せばいいとか、利点は多いですよね。もし地震でお寺と付随する建築物が全壊したらとりあえず仮本堂だけ何とかしてアパート暮らしになるのかな。そうか。今家があるのなら壊れてから考えれば良いんですよね。なにを回りくどく考えてるんでしょうか私は。


そんな一日。


奥さんは仕事で留守だったので、友人と二人、まったりしてました。お昼代わりにお菓子を食べながらお昼のニュースを眺めてました。なんだか、アパートの雰囲気と、お菓子とニュースとお昼という状況が大学時代の生活にすごく似ていて、非常に懐かしく思いました。


そのことを友人に告げたら、やっぱり同じ事を考えていたようです。もしもこれから一人暮らしを考えている人がいたら参考にしてください。いろんな憧れを抱く大学生の一人暮らしというのは、男の子であれば8割方、こんなもんですよ。


そんなことはない!
という方。がんばってください。せっかく悪い例を知ったんですから、そうならないように。
でも、こうやって懐かしく思い出せるんだから、本人にとってはなにも悪い記憶ではないんですよ。うん。しょせんは価値観の違いの問題かもしれませんね。