書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

腹痛発生

腹痛のお話です。追体験したい方のみお読みください。


深夜2時。なんとなくお腹の調子がおかしく目が覚めました。
でもとりあえず無視して再び眠りにつきます。


30分後。もう一度目が覚めます。
腹痛です。でもこのときには腹痛というのを自覚できず、なんとか寝ようとつとめます。自分の状況が分からないなんて、完全に寝ぼけてたんですね。


数分後、何度も寝返りを打ちながらどうにも寝付けないことに疑問を感じ、ようやく腹痛であることを悟ります。
痛い。
なのにトイレに行くような感じじゃない。


普通下痢ならばトイレで何回かがんばればそのうち落ち着くものですが、トイレに行きたくない状態というのは初めてです。どうしたらいいのさ。純粋に腹痛?どうしたら治るの?


うなっててもしかたないのでトイレへ。やっぱり出ない。出ない上に痛みは増していきます。壁に爪を立てて痛みをこらえます。
痛みの波が少し遠のいたところで下痢止めを探してトイレを出ます。


なぜか2箇所に分散されている薬コーナーをはしごして探すものの、見つかるのは正露丸のみ。いわゆる普通の薬は見つかりません。前に確認したときは確かにあったのに・・・
私は正露丸で下痢がとまった経験がないのです。だから普通の下痢止めがなんとしても必要なのです。


次第にあふれ出す脂汗。大きな音を立てて薬を探しているのに誰も目覚めないタフな家族。ああ、絶体絶命。


仕方ないので正露丸を3粒さゆで流し込みます。途中胃に向かわないところに粒が入りかけて死にかけます。何だ今日の運のなさは。
しかし、ここで強運発生。さゆが刺激となりトイレをご所望です。汗はますます増していますが。


トイレに飛び込みもがくこと10数分。
いくらなんでもこの辺りは描写できませんが、とにかく、良い方向に向かったと思ってください。副住職、命を救われたと思ってください。
そりゃあもう、お腹が軽い感じで、体はだるい感じで。

少し落ち着いたので布団に戻り、痛みをなるべく無視して眠りにつきました。これで眠れればハッピーエンド。


ちゅんちゅん、ちゅんちゅん


よし、ハッピーエンド。一日なんだか調子悪かったですけど。
原因も不明。調子崩したのは家族で一人だけですし、風邪の兆候もないですし。足下の猫を避けながら寝てたからお腹が変によじれたんでしょうかねぇ。そんな話がありえそうだから困る。