書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

坂東巡礼の下見へ向けて

次回の坂東巡礼は、年が明けて4月、つまり前回の一年後を念頭において準備をしています。そろそろ下見へ行く日程を考えなくちゃならないな、というところで、今までのように一泊二日だけで下見が可能かどうかを調べなくてはなりません。

どうやって調べるかというと、実際に行程を組む他に手段がありません。今回もGoogleMapのマイマップ機能を使って1ヶ寺1ヶ寺の場所を調べつつ、ついでに拝観料や駐車場についても調べていきます。駐車場は具体的な場所まで調べます。ルートを組む時にはお寺の場所よりも、駐車場の場所の方が重要ですから。

駐車場からの徒歩での距離も考慮しながら、所要時間を決定し、紹介ビデオの撮影時間も加味しながら全体の行程を作っていきます。

全ヶ寺を回る行程ができたところで、朝の出発時間を仮決めして、夕方までにどこまで回れるかを調べます。夕方最終のお寺から次のお寺までの間のところで宿が見つかればラッキー。もっとも効率的に移動できます。

次の日の出発時間は少し遅め。前の日が早朝から暗くなるまでいっぱいいっぱいで車移動を繰り返しますので、休養はしっかり取れるようにだいたい9時ごろ出発です。本番は8時出発だったりするんですけれどね。隣寺和尚と二人行動ですし、お寺でお経も読まずに駆け抜けてくるのでそこでだいぶ時間短縮ができるんです。

そこからまた時間を当てはめていって、今回は割とスムーズに下見の行程が出来上がりました。前回分は宿泊地のエリア指定があったので、一泊で回るために順番を組み替えてみたり色々必要でしたので、随分苦労しました。宿泊地近隣の下見も必要だったので、そのせいなんです。その苦労もあって、参加者の皆さんには存分に楽しんでもらえたようですが。

最終的に6時出発、18時宿到着予定、翌9時出発、正太寺帰着が21時半予定のプランとなりました。あとは実際にいつ下見に行くかを決めるだけ。葬儀を考慮して友引を絡めようとすると11月まで日程が取れなさそうなので、宿の予約は前日夜までせずにおいて、今ならいける!と出かけるしかないかなと考えています。これも二人だけだからこそ出来る手段ですね。

私一人じゃこんな強行プランを完遂できませんので、今回もまた隣寺和尚に多大なお世話をかけることになります。ほぼ全行程運転手をしてもらってますし。本当に感謝しかありません。本番当日に隣寺和尚にも楽しんでもらえる旅となるよう、しっかり下見をしようと思います。

宗務所で旅行企画に携わっていた時には感じませんでしたが、自分が大将で企画してみると、下見ってとても重要なことが分かりました。参加者をお連れするのに現地のことを見ているか見ていないかで、全然違ってきます。この下見は毎回ヘトヘトになりますが、頑張って行ってこようと思います。とりかえず、日を決めなくちゃな。