書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

街を上から眺める感覚

所要のため、浜松駅前へ。昼食を食べるために駅ビル内のレストランへ入ったのですが、窓際席で街を眺めることが出来ました。

地上7階。高層ビルといえるほどの建物は一つしかないため、遮るものもなく、なかなかの眺望です。途切れることなくバスが出入りしている駅前のバスロータリーをぼぉっと眺めながら、入出には一時間に一本すらも来ないのと比べてしまい、切なさすらわいてきました。雨も降っていたので、なおさらその気分を盛り上げてくれます。

その昔は、ここから入出まで通じるバスが出ていたのですが。電車のほうが速くて安いから利用する機会は無かったですけれどね。

宗務所での出張をする機会がなくなったので、都市部へ出かける用事がほとんど無くなってしまいました。久しぶりの感覚です。海と山に囲まれたうらやましがられるほどの立地に正太寺はありますが、それゆえにたまに都市部に出てくると、特別な感覚になります。

私にとって、たぶん毎日暮らすには息苦しい場所ですが、たまにはフラリとやってきて、眺めてみたいですね。機会を設けるのは難しいですけども。