書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

貸別荘へ行く

山梨県に、もともとペンションとして営業していたものの、現在は貸別荘として営業しているところがあります。毎年恒例、三つの家族で一緒に出かける旅を、二年連続一泊で開催するのに伴い、みんなでいろんな場所を探した結果、こちらの貸別荘へ一泊することにしました。

予約をしたのはゴールデンウィーク頃。その頃は8月もそんなに予約は入っていなかったのですが、今は空いている日がない状態です。貸別荘ですから、一日一組しか予約を受けられません。早い者勝ちです。

早めに動いてよかったというのはありますが、しかし天候までは選べません。なんと、台風が二つ立て続けに日本を訪問するちょうどその日になってしまいました。進路が西寄りに少しずれたために、思ったよりは影響を受けませんでしたが、貸別荘から100mのところにある川での川遊びが、ほんの1時間程度しかできなかったのは残念です。それでも、道中の土砂降りを思えば、奇跡と言える時間でした。子ども達7名、大人5名、総勢12名。時折日も射して来るようなお天気で、深くても膝までないぐらいの水流での川遊びを楽しみました。

上流で土砂降りなって急に水量が増えるのをずっと警戒していましたが、幸い変化はなかったです。川はその点だけ、怖いですね。

せっかく山と川に囲まれた貸別荘ですので、バーベキュをしたかったのですが、そこは流石に台風。川遊び以降は雨風が弱まることはありませんでしたし、こうなることは十分に予想がつきましたから、持ち物から大幅に予定変更して、たこ焼きパーティをしました。

我が家はおとといAmazonでポチッとして昨日届いたばかりのイワタニのたこ焼き器カセットボンベ式と、電気のたこ焼き器を持参。この2台があれば、12名の食欲を十分に捌けると予想していました。

が、なんと、イワタニのたこ焼き器だけで十分でした。焼けるのが早い。焼ける場所のムラもない。すごく簡単。すぐ出来る。めちゃくちゃ楽しい。

そんなわけで、電気式のたこ焼き器は一回焼いただけで終了。ガス火でずっと焼いてました。200個分のたこ焼き粉を買い、全部焼きました。流石に食べ残しが出ましたが、小さなお皿にのる程度の量です。ガス火のおかけで見た目も良く焼けているので、そのまま冷蔵庫で保管し、明日の朝にまた食べることにしました。

部屋は2階に6部屋。全てベッドが入っています。ペンション時代の名残ですね。でもおかげで泊りやすい。子ども達は男女に分かれて同じ部屋へ。大人は夫婦単位で部屋割りをして。

一部の部屋にはエアコンが付いていなくて、それが少し心配でしたが、2階にある4台のエアコンを全て稼働させて、各部屋のドアはオープンにすることで、2階全体を冷やすことに成功。これなら大丈夫そう。でも、例年はエアコンが要らないんだそうです。流石に今年は暑かったということで、随所に扇風機が置かれていました。エアコンの風を循環させるしかありませんものね。

子ども達も、今日ばかりはある程度の夜更かしを許容。大人もたこ焼きパーティの片づけ後は、いろんな話に花を咲かせました。いやぁ、楽しい。ホテルだとこうはいきません。大人5人が入ってゆとりのある部屋はスイートルームぐらい。子ども達もまだまだ放っておくなんてできませんから、結局自分たちの部屋から離れることはできません。大人がいつまでもゆっくり話していられる環境は、まだ数年はやってきません。

そういう意味でも、今日はとても貴重な時間でした。その分、来年どうしようかが悩ましいです。せっかくいいところを見つけたからリピートしたい気持ちもありますし、有限の時間を考えると、毎回違ったところへ行っていろんな体験をしてみたい気持ちもあります。悩ましい。本当に悩ましい。みんなでたくさん悩もうと思います。まだ今回の旅が終わっていませんけどね。