書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

夏を乗り切るラグを求めて

結婚して以来の悩みがあります。ラグが定まらないんです。い草ラグを買ってきたのですが、1シーズンでほつれだらけになって壊れてしまいました。オールシーズン使えそうなラグだと、真夏は夜でも30度を超える環境故にとても耐えられず。


昨年は冷感ラグというのを試してみましたが、買ったときは梅雨時で、その時は確かに冷感だったのですが、真夏になったら普通のラグと変わらず生暖かくて不快でした。


それもこれも日の出とともに直射日光を受け、たっぷりと加熱される我が部屋の構造上の問題です。エアコンを使えば冷感ラグも何とか機能をしてくれたように記憶していますが、もったいない精神もはっきされますので。


数年前のお盆に激しい頭痛で寝込んで以来、私の体は熱さに極端に弱くなってしまいました。そのためにエアコンのスイッチが入る閾値は低いです。でも、なるべく無しで過ごしたいと願っているのです。


そんなわけで、今年もラグを買いに出かけました。昨年の冷感ラグでは辛いですし、い草ラグはすでに2つも壊してしまいました。もう使えません。


でも、先週じゅうたん屋さんで下見して買うことにしたのは、またしてもい草ラグ。今までは外国産のい草を使った中国製のラグでしたが、日本産のい草を使った日本製のラグにしてみようと決めたのです。


さわり比べれば差は歴然で、日本製の物はい草が太く、頼もしいです。耐久性がどの程度あるか分かりませんが、とにかく試してみるしかありません。


子どもが3人もいると、ラグも激しく変形します。その変形によって加わる力でい草が破壊されていくわけですから、いかに日本製であっても大人だけの世帯よりははるかに壊れやすいことは想像に難くありません。


でも、かすかな望みをかけているのです。


手触りで違いが分かるぐらいですから、当然値段も違ってきます。1万円近くするんですよ。これでも安い方で、もっと高いのがたくさんあります。1シーズンで破壊されたら涙が出るかもしれません。


日本製の底力に、期待をしています。がんばれ、我が家のい草ラグ!