書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

疲れを見せずに法事

疲れを見せずにと言うか、まだ疲れが出てこないというか。下見の旅の疲れは、午前中の段階では顔を出しませんでした。ですから法事はいつも通りに気合い入れてお勤めできたのですが、ちょっと抜けていたことがあります。

お寺のカレンダーには書いてあったのですが、昼食も一緒にということで誘われていました。もし都合が悪くなれば事前に連絡しますね、という話だったのですが、それに気がついたのは、ご自宅での読経後に話している最中。

法事に出かける前に、中学校の陸上部で頑張る長女の足がおかしいということで、午前中に整形外科へ行き、午後からは、練習場所でさされた虫刺されがひどいので、皮膚科へ行く算段を立てていました。整形外科は私が法事をしている間に妻が連れて行き、皮膚科は私のかかりつけ医院ということもあり、私が連れて行くことにしていたんです。

妻には夕食の支度もありますし、私が連れて行く方が合理的というのも大きな理由です。そんなわけで、当日のドタキャンをお施主さんに伝えることになってしまいました。誠に申し訳ない。お施主さんの息子たちは、私が消防団の分団長をしているときに団員でいてくれた仲間なので、久しぶりにいろいろ話をしたいと思っていたのもこの段になって思い出し、勝手ながら残念な気持ちになりました。重ね重ね申し訳ない。お料理が無駄になっていたら、お店にも、お料理にもさらに申し訳ないことを…お施主さんの息子たちは食が太いので、余さず食べてくれていることを願うばかりです。

最近こういうケアレスミスが増えています。今回に限って言えば、娘のことで頭がいっぱいになってしまったというのも理由になりますが、他のケースでは本当に何でこんなミスを、というようなこともあったんです。気をつけないといけないと思いつつ、改善につながる動きも出来ていません。特段何か仕事のフローが変わったとかも無いので、これといった原因が思い当たらないのです。対処療法的に何か対策をするしか無いのですが、いったいどうしたものやら。

ちなみに、娘の足は疲労骨折の一歩手前という診断でした。虫刺されの方は、ステロイド系の塗り薬の処方で済みました。ただ、疲労骨折の一歩手前の場所と虫刺されの場所がかぶっているので、湿布貼るのにも間にガーゼを挟んで虫刺されの後に直接触れづらいようにしなきゃならないなど、面倒な状況にはなっています。数日で虫刺されの痛みが取れれば、少し楽な作業になるのですがね。

とりあえず一週間、走っちゃだめと言うことで、毎日とにかく走りたい娘は不満げです。まだまだこれから練習を重ねて行くときですから、しっかり治さないと。先輩たちも足が痛いのをごまかしながら練習しているようですが、無理をして本当に骨折になってしまったら元も子もありません。娘は食が細いので、骨折に至る可能性は先輩たちよりもかなり高いと思います。

折れてしまったら当分走れませんからね。娘も十分に分かっているはずですので、我慢する気持ちを貫けるように応援したいと思います。

そして自分も、これ以上ケアレスミスをしないように、なんとかしなくては…