書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

痛風になりそう

実は、贅沢をしています。

巡礼の旅の間、旅館での食事も立派でしたが、実はお昼ご飯にも予算を割いていまして、旅行社の担当さんにお願いして、いいものを出してもらっています。1,000円を切る価格帯で昼食を手配しようとすると、なんだか残念なことになるケースが多いんです。ですから、最低でも1,500円のメニューにするようにお願いしています。

旅の楽しみの一つは、食事です。ここで評価を下げてしまうと、次回の参加を得られなくなってしまいますから。

そんなわけで、昼夜なかなかいい食事だったのです。そして今日もまた、法事の後の食事に呼んでいただけまして、美味しいお料理をいただいてしまいました。

痛風になりやしないかと心配です。

基本的には和食なのですが、お米を控えめにしようが何しようが、法事の後席のメニューをまともに食べてしまえば、明らかに食べ過ぎです。たまになら良いのでしょうが、住職していればどうしても頻度が上がってしまいます。

かといって、子どもも手がかからなくなって来て、消防団の大役も終わり、お誘いを断る理由がさほど見つからない現状、断るのは失礼というのもありますが、何より食事の席にご一緒することで、ご親戚一同とも親しくさせていただけるこの好機を逃すわけにはいかないという思いもあり、基本的には誘っていただければ喜んでついていく、ということにしていますから、頻度を下げるのは難しい。

頻度が下がるとしたら、法事の機会が減っているということになり、それはあまりよろしくありません。法事の場というのは、数年ぶりに親族が顔を合わせる場でもあり、幼い頃の記憶にも「なんだか知らないけどたくさんの人が集まったことがある」という具合に意外に鮮明に残るほど、大切な機会です。

一族の結束を図る、とまでは言わないですけれども、困った時に頼れる程度に結びつきを保っておくための、良い機会です。引き物を派手にしたりしなければ、そんなに持ち出しを発生させずに出来ると思いますので、定期的に勤めていただきたいなと思っています。

そんな具合ですので、もしも私の食べっぷりがよろしくないことがあっても、あまり気になさらないでください。節制をしているだけでございます。長くおつきあいさせていただくための方策でございます。よろしくお願いします。