書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

同安居会へ

年に一度開催される同安居会(修行の同期会)総会のために、焼津へ来ています。お檀家さんで葬儀があったので、そちらと火葬場でのお勤めを終えてからの出発の予定でした。ところが火葬場から戻ってくるとさらに訃報が。


住職は初七日の法要(三日七日の法要と呼ぶ地域の方が多いでしょうか)に行かねばなりません。枕元が整ったとの連絡が割と早いうちに入ったので、私が枕経をお勤めさせていただきました。


お寺に戻ると、同安居会にはまだ間に合う時間でした。ただ、次女の熱が下がりません。妻に任せておけば良いとは言え、子どもが熱に苦しんでいるのに自分だけ旧友に会いに行っていいものかという葛藤が。


しばらくして、寝ながら汗をかいていると知らされました。汗をかく=熱が下がりつつある、という認識の我が家です。それなら直に熱も下がるだろうと言うことで、私は同安居会へ行かせてもらいました。


自己正当化するには十分な材料が揃った、ということで。だって行きたいんだもの。


時間通りに総会が開かれ、最近の同安居の動静や、東日本大震災被災した同安居に対する支援策の検討、その他諸々が話し合われました。その後は懇親会で、久しぶりにバカ話をたくさん。


会社の同期のようにいつでも会える状況にありません。私の場合は同じ宗務所管内に同安居は一人だけ。静岡県全体でも5人かそこら。静岡も広いですからその数人ですら一堂に会するのは難しい。


年に一度、時には数年に一度の開催となるこの同安居回総会の時だけが、「タメ口」で懇親できる唯一の場なのです。もちろん、全国に散らばっているとう特性を活かして、全国区での情報収集も欠かせませんが。


こうしたなかまが、せっかくネットが発達した時代ですから、SNSなどで常に連絡が取り合えれば素敵だろうと思うのですが、そうしたやりとりがほとんど無いままに、たま〜に会えるというのもまた、良いことなのかな、と思いもします。


明日は一人早帰り。早寝早寝。
この日記、しばらくしてから書いているのですが実はこの日、私は20時就寝だったのでした。理由は・・・聞かんでください。