書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

春の恒例行事

総代会と呼ばれる、春の恒例行事が開かれました。教区の各お寺さんで総代職をお勤めになっている方々が集まって、総会を開くのです。ご本人たちもあまり意識していないと思いますが、教区総代会という組織があって、そのメンバーが各お寺の総代さんたち。今日開かれたのは、その教区総代会の総会、というわけです。組織があるからお金の動きもあって、その報告をしなきゃならない、というわけです。

住職方も当然に集まって、開会法要として本尊上供、そして総代会の物故者供養法要を行いました。総代在任中に亡くなられると、総代会で毎年供養法要を勤めてもらえるんです。ありがたいことですが、現職で亡くなられると言うことは、急なことだったと言うことになります。あまりあって欲しい話ではありませんね。

法要の後、総会が始まります。我々は控え室へ入り、ここで教区会を開きます。同時進行なのです。今年はちょっと重たい書類が宗務庁から届いていました。重量も重いし、それを処理する作業量も重たいです。おおむね10年に一度のビックイベントですが、関係者は誰も喜ばないイベントです。私は初体験。これに関しては、そう何回も体験したくないと思える代物でございます。

そんなこんなで教区会も終わり、ほぼ同じタイミングで総代会も終わりとなりました。住職と同じ車で来ている総代さんも多いため、時間を合わせて終了となります。皆さんお疲れ様でした。

今期教区長さんが自分のお寺で開く最後の教区会でもありました。準備をするだけでも大変だったと思います。ありがとうございました。